年調を意識した子作りのススメ!?
【12月生まれは親孝行】の真意とは?
「12月生まれは親孝行」
そんな言葉を聞いたことはありますでしょうか。
年末までに子供が生まれていればその年の年末調整にて年少扶養による所得税控除を受けることができたため、そのような言い回しが生まれていました。
しかし現在では、15歳以下の子どもを扶養している親には子ども手当が支給されるようになりました。それに伴って15歳以下の扶養親族についての控除制度は廃止されました。つまり、年末で子供を産んでも年末調整で還付金額に影響することはなくなってしまったというわけです。
ただ、年末調整で控除を受けることができなくても、住民税算出の際に扶養人数が考慮されます。16歳以下の子供については住民税の非課税基準額を算出する際に使用され、住民税の金額について控除が発生するというわけです。
結局のところ、所得を超えていない子どもがいる場合には申告書に記載しておいて損をすることはございません。
申告書の記載方法がわからない等ございましたら、ぜひ弊社までお問い合わせください。
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