上場を目指すにあたり、労務管理を強化することとなりました。その一環として、勤怠システムでの出勤時刻、退勤時刻と、PCのログオン・ログオフ時間との乖離を定期的に調査、集計する必要があります。
このような集計に対応できる勤怠システムはありますか？
なお、弊社はシステム会社で、一人一台、会社からPCを貸与しています。


IPO審査に向けたガバナンス強化のため、ということで、よくいただくお問い合わせかと存じます。
また昨今、テレワークが普及したことにより、リアルに仕事をしている様子が見えないことから、実態としての業務時間把握のため、という声も寄せられます。

まず前提として、勤怠システムの目的は、出勤時刻・退勤時刻によって、その労働時間を集計することにあります。
そのため、勤怠システムとしてPCのログオン・ログオフ時間との差分を集計する機能を実装しているものは非常に少ないのが現状です。

その中でも、ご要望の機能を実装しているものがございますので、いくつかご紹介いたします。

◆KING OF TIME
https://support.ta.kingoftime.jp/hc/ja/articles/20165020322329

◆MiTERAS
https://www.persol-pt.co.jp/miteras/work-visible/

「リシテア/就業管理」では、SKYSEA Client Viewというクラウドサービスと連携することにPCログを取得、差分を可視化することができます。
◆LYSITHEA（リシテア/就業管理）
https://lysithea.jp/service/solution/skysea.html

一方、逆の発想で、Windowsのログオン・ログオフにより、自動で出退勤打刻を行う勤怠システムがございます。
◆KING OF TIME
https://www.kingoftime.jp/record/kot-sl/

◆ラクロー
https://www.raku-ro.com/

導入にあたりましては、PCのログオン・ログオフ時間との乖離の集計も大切ですが、本来の目的である労働時間管理を、貴社での就業体系に沿ってきちんと対応できるものを選んでいただくのがよろしいかと存じます。
また管理者様・ユーザーの従業員様の使いやすさ、ご料金の面等、検討の角度は多角的になります。
ご検討にあたりましては、一度ご相談いただけますと幸いでございます。