労災休業中の社員の行動について
労災休業中(左手指の骨折)の社員がおります。
9/9に被災、
9/20手術で休業中です。
10/4に本人から電話で状況報告あります。
けが状況:
傷口経過OK、お風呂OK、洗面器を持つなど直接傷口にあたる動作はNG、外的刺激防止のため指サックを使用、車は左手でハンドルを握れないが運転可能(病院も自分で運転)。第2関節(中指、薬指、小指)が曲がらず病院でリハビリを教えてもらったので自宅でリハビリを実施するとの内容で、仕事への復帰見込み等については何も言っていないです。
次回、10/28診察予定。
問題:
以上の状況で、SNSなどで、車で遊びに遠出しているようで、その現状を他の社員がSNSでみて、休んでいることで他の人が残業等しているにもかかわらず、労災休業中にこんな遊びに行っていいんですか?と苦情に近い話し方で言ってきました。
労災休業中は、たまの息抜きまで制限できないと思いますが、基本は自宅療養するのが常識だと思います。
会社として、平日は基本自宅で療養するよう伝えても問題ないでしょうか?
また、労災休業中の社員へ療養中の行動について、どこまで会社は言えるものなのでしょうか?
ご教示ください。
回答
ご相談の件について、回答いたします。
職種については明記されておりませんので、一概には申し上げられないですが、休業していることは、業務不能の状況だと推測致します。日常生活には支障がありませんが、業務に復帰するのは困難である状況は想定できます。
療養している社員に対しては、悪化させない行動であれば、日常生活の行動まで制限することは出来ないものと言えます。もし回復に影響があるようであれば、話し合いの場を設け、きちんと療養するように伝えるということは可能だと思います。ほかの社員がSNSを見ていることはあり得ますので、SNSなどの投稿を控えてもらうというアドバイスをすることは考えられます。
また、仕事への復帰見込み等については、医師より診断書を提出してもらい、復帰の見込みが確認できるよう話をされたらいかがでしょうか。
職種については明記されておりませんので、一概には申し上げられないですが、休業していることは、業務不能の状況だと推測致します。日常生活には支障がありませんが、業務に復帰するのは困難である状況は想定できます。
療養している社員に対しては、悪化させない行動であれば、日常生活の行動まで制限することは出来ないものと言えます。もし回復に影響があるようであれば、話し合いの場を設け、きちんと療養するように伝えるということは可能だと思います。ほかの社員がSNSを見ていることはあり得ますので、SNSなどの投稿を控えてもらうというアドバイスをすることは考えられます。
また、仕事への復帰見込み等については、医師より診断書を提出してもらい、復帰の見込みが確認できるよう話をされたらいかがでしょうか。
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