評価にも繋がるコミュニケーション能力
こんにちは。
人事部サポートSR 2016年度内定者の岩井です。
今回は、コミュニケーション能力の重要性について記事を紹介します。
企業に新しく入社する社員の中には、将来の活躍を期待されて管理職候補として入社する社員がいます。
しかし、企業に管理職候補として入社したとしても、全ての社員が管理職として活躍できる訳ではありません。
管理職として出世できる社員とできなかった社員にはどのような違いがあるのでしょうか。
下記サイトを紹介します。
『「出世する人、しない人」調査。出世の分かれ目は、「コミュニケーション能力」と「問題解決能力」』
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000566.000000725.html (en 人事のミカタ HP)
上記サイトでは、業務の遂行能力はもちろんですが、コミュニケーション能力や問題解決能力といった業務上のスキル以外の人格面が出世に大きく関わっているとしています。
これらのことは、うまく出世できるかどうか以前に戦力として定着化させる新入社員の段階でも同じことが考えられないでしょうか。
新入社員を戦力として定着させる役割として期待できるものとして、まず内定期間の教育や新入社員研修といったスキル面の強化が挙げられます。
しかし、社員が戦力として定着するにはスキル面の強化だけでは十分ではありません。
職場の同僚からの信頼や仕事に対する責任感なども評価を大きく左右することから、社員個人の人格にも注目することが重要です。
いい加減か誠実かというだけで印象が大きく変わるように、ビジネスマナーや何気ない場面でみられる人格面などの強化により、周囲へ好印象を与えられるようになると思います。
業務遂行能力+コミュニケーション能力の強化から、上司として部下を教育する中堅やベテランといった段階での活躍だけではなく、戦力としての定着化を目指す新入社員段階でのスムーズな教育や業務進行を期待できると思います。
若手社員の早期離職が問題となっている現在、内定者や新入社員といった段階でも、人格面での成長やビジネスマナー習得の重要性を周知させることが重要です。
社員個人の人間力を強化することで、ストレス耐性の強化や、周囲とのコミュニケーションを円滑にでき、働く上での環境改善や社員の職場への不満を減らすことにも繋がります。
社員の出世といった視点はもちろんのこと、新入社員研修などの階層別研修の面や早期離職による再雇用のコスト軽減などといった視点からも、一度社員個人の人格面に注目してみてはいかがでしょうか。
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