【新卒採用】就活解禁!6月の影響を乗り越えるポイントとは?

今日で5月も最後ですね。

明日はついに、経団連の指針による選考活動解禁の日、6月1日です。

 

選考が一気に加速し、学生も大手企業に目が向く6月。

その6月を乗り越えるためにはどうすればいいのでしょうか。

今回は下記のコラムを元に、6月を乗り越えるためのポイントをご紹介いたします!

 

 https://kanri.rikunabi.com/2018/rms/knowhow/rdr/r_kcl/r_kcl0042.html (採用ナビGATE)

 

 

 今年の6月・7月の特徴

今年のスケジュール変更の特徴のひとつに、 「短縮」 があります。

多くの大学の学事日程で7月は試験期間として設定されているため、7月に入ると、学生は試験のために就職活動ができなくなります。

そして、選考の開始は6月。どうしても選考プロセスは短縮せざるを得なくなります。

 

ポイント① 選考は7月にかからないように計画する

7月にかかるような選考スケジュールを提示することは、学生の本分である学修を阻害してしまうので適切ではないと考えます。

今年の選考スケジュールについては、6月の第1ラウンド、8月以降の第2ラウンドと設定することが、産業界と教育界の折り合いとして、企業が取るべき対応ではないでしょうか。

 

すると、第1ラウンドは7月の試験期間に入るまでの1カ月の間に終える必要がでてきます。しかし、だからといって安易に選考プロセスを省略すると、内定を安易に出しているようにも見え、採用ブランドを下げてしまうことにもなりかねません。

 

短期に内定を出すにしても1回1回のプロセスの密度を高め、評価の質を下げないようにしましょう。歯ごたえのある選考だったと応募者が感じることは、合格したことへのプライドを高め、結果的に応募者の心を惹きつけるためにも有効です。

 

 

ポイント② 応募者の学事日程を把握する

ポイント①を実現するために、今年の応募者情報に学事日程を加えましょう。

応募者によっては、どうしても試験期間をまたいで選考を実施しなくてはならない状況が発生するかもしれません。

もしくは夏を前にして、教育実習などの長期的なカリキュラムを実施する大学・学生もいるでしょう。

 

他社との競争力を失わないためにも企業としての社会的責任を果たすためにも、応募者の学事日程を把握した、個別の柔軟な対応が可能な環境を準備しておきましょう。

 

 

ポイント③ 選考日程の重複で落とさない

説明するまでもなく、6月戦では多くの企業が「短縮」されたスケジュールの中でひしめき合うことになります。学生の立場からみれば、各社からの呼び出しがバッティングすることも必ずあるでしょう。

 

その際、 「予定が重複したからどちらかの企業を辞退するしかない」 という状況は、学生・企業双方にとっての損失です。

ある応募者が自社より他社を強く志望していたとして、その他社の選考に落ちて自社に入社した結果、才能の花が開くということは、まったく珍しくない話です。ただし、他社を志望した時点で自社への道が閉ざされてしまっていては、花が開くことはありません。

 

 

ポイント④ 内定者とは直接コミュニケーションする

次は、内定者への対応についても触れたいと思います。売り手市場の環境下、内定出しが集中する6月は当然、内定辞退も頻出することが予想されます。

 

今年最も注力すべきことは、内定者と直接コミュニケーションを取り続けることです。

特に採用活動が集中する6月と8月にどれだけ直接的なコミュニケーションを取れるかが、内定辞退を抑制する重要なポイントになると思います。

 

内定者とのコミュニケーションの1つの手段としてオンライン面談があります。

オンライン面談は慣れてしまえば容易に実行可能で、時間・場所の制約を最小化できます。パソコンやスマートフォンの普及により、実施環境も十分整っています。

電話やメールでのコミュニケーションは一般的ですが形式的なものになってしまうことも多く、費やす労力に対して思ったほど効果が高くありませんが、オンライン面談は実際に会うに等しいコミュニケーション密度を実現することができます。

 

 

ポイント⑤ 第2ラウンド(8月戦)の準備をする

嵐のように過ぎ去るであろう6月は、一部の学生と企業のマッチングが成立しつつも、ほとんどの企業にとっては時間が足りないと思われます。6月終了の時点では、企業によって明暗が分かれてしまうかもしれません。

 

 

その時大切なことは、自社が6月時点で仮に “暗” の状態だったとしても、それは自社の採用力だけが理由なのではなく、今年の採用スケジュールも大きく影響しているのだと理解することです。

つまり、あらかじめ8月戦を睨んだ十分な準備をしておくことが、今年における正しい成果の出し方だと考えます。

 

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いかがでしたでしょうか。

より短期決戦となった今年度の就職活動は、学生により寄り添った採用がポイントとなるようです。

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大石夏実

新卒採用業務の経験を積んだのち運用Gへ異動。大小様々な規模の企業の社会保険手続き等に携わりながら、もっと深堀したいこと、より詳しく紹介したいことを記事にしていきます。

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