新人としてあなたは、優秀な人材になりたいのか
皆さんこんにちは
人事部サポートSR 2016年度内定者の石 竜菲です。
優秀な人材の定義は、その会社によって違うものです。 一人ひとりがイメージする優秀さというものも、生きてきた経験や環境、またキャリアによっても価値観は違います。新人としては優秀な人材になりたいと思っていますが、どうすれば優秀な人材になれるのか?立場や環境が異なれば、「優秀」という評価軸も異なってくるものですが、そうした役職等の違いに関係なく、優秀だ、仕事ができると言われる人物には共通点があります。
自分で発掘して明確な目標を持っている
目標を持たないで仕事へ取り組んでも、良い仕事は出来ません。仕事が出来る人は、仕事へ取り組む上で自分なりの目標を持って取り組んでいるものです。そして、自分自身の目標を明確に設定し、自分にはどんな知識や知恵が必要なのか、自分にはどんな能力が必要なのかを見極める意識があれば、相乗効果を生みます。例えば、半年後のプロジェクト完了が共通した目標であったとすればそれを1月単位、週単位、1日単位に区分けして設定する等し、誰からいつ仕事の目標を尋ねられても「この時点ではここまで到達していることが目標だ」と具体的に回答できるのです。また、仕事上の目標だけでなく、優秀な人材は自己実現や自己啓発面においても、高い明確な目標を持っていることも特徴と言えます。
時間をとても大切にして活き活きと仕事をする
社員の仕事効率とは月給、年俸といった具合に時間軸が基準となってその報酬が決まりますので、時間単位でどれだけの仕事が出来たか、或いは生み出したかで決まると言えます。自分の周りの環境は、自分で使いやすように工夫します。 その根底は、自分だけが心地よく仕事をしたいという、よくあるエゴ的なものではなく、成果を出すために必要な重要業務の効率を少しでもよくするため、仕事業務手順を持続改善します。時間当たり生産性を向上させ、短時間で成果を挙げ、仕事が早く終わった分だけ、自身の生活を充実させる働き方を目指す人の特徴と言えます。
やるべき仕事を事前に確認してリスト化して優先順位の把握が優れている
優秀な人材とは、まずその会社があなたのポジションについて求めていることや、自分の役割や果たすべき使命を常に理解している人です。会社に出勤してきてから「今日やる仕事は何だっけ」と確認する社員は、自分がやるべきことを事前に把握し、出勤早々着手している社員とその時点で差が付いていると言えます。仕事には緊急度の高いもの、期限内に終えればよいもの、特に期限等がないもの等優先順位があります。やるべきことを事前にリスト化し、自身の仕事の優先順位を合理的に判断し、柔軟に、適正に入れ換えて仕事へ取り組むことが出来ている人物も、仕事ができる人の特徴と言えます。
高い集中力でコミュニケーション・スキルが自然に上手くできている
仕事の流れの中で特に集中しなければならない場面というものがありますが、優秀な人材は正にここ一番の場面において、人並み外れた抜群の集中力を発揮出来る人物と言えます。そして、組織において、個々の社員が独力で完結させることができる仕事はむしろ限られていると言えます。ですので周囲の協力をどれだけ得ることが出来るかも、仕事が出来る人物かどうかを見定める上で重要なバロメーターとなります。優秀な人材は決して100%のコミュニケーション・スキルがあるわけではありませんが、少なくともそういうことに目を向けて、自分なりに実践しているのは共通しています。
意識は行動を変えますし、行動が変われば仕事の品質も変わってきます。意識を高めると言うことは簡単ではありませんが、「意識を高める」ということをまずは目標設定することが、その第一歩と言えるでしょう。
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