人事部の告白! 有力企業が欲しい人材「6つの能力」

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こんにちは。2016度SRの内定者林暁芳です。どうぞよろしくお願いします。
2016年が来ました。皆さんあけましておめでとうございます。新しい一年の始まりに、私は、人事の方々に告白したいです。

 

今回紹介したいのは、有力な企業が欲しい人材「6つの能力」です。人事の皆さんに人材の採用する時に、最も重要なポイントは何でしょうか。
間もなく新しい一年の就職活動がはじまります。有名企業の採用は、売り手市場とは言いながら学生に対する視線は依然と厳しく、ハードルは高いです。

出身大学は見るにしても、同じ大学から多数を採るわけではなく、逆に大学内で選別されます。

 

加えてこれまで採用してこなかった大学にも触手を伸ばし、優秀な人材を探しだそうとする傾向も強まっています。
企業が求める人材の能力は何か。

一部の技術系学生を除き、日本企業の多くはポテンシャル採用である、では各社に共通するポテンシャルとは何でしょうか。大別すると以下の6つです。

 

(1)チャレンジ精神(変革する力、バイタリティ)

(2)チームワーク力(共感力、チーム志向)

(3)コミュニケーション力(論理的思考、伝える力)

(4)リーダーシップ力(周囲を巻き込む力、主導力)

(5)主体的行動力(自律的アクティビィティ、やりぬく力)

(6)グローバル素養(異文化受容力、語学力)

 

 

6つの要件は共通するといっても、企業・業種によって比重の置き方も違えば、同じ言葉でも込められている意味が微妙に違います。以下、人事を経験している様々な業界の方の例からその中身を解説です。今回、(1)(2)(3)に対して詳しく説明します。

 

(1)チャレンジ精神

チャレンジ精神(変革力)の意味については、「結果を恐れず信念を持って仕事に取り組める人」(化粧品)であり、「強い思いと迅速な行動で変化に挑む人」(石油)でもあります。テレビ局の場合は「何事にも臆することのない器量、度胸、肝が据わった“胆力”のある人」です。

もちろんチャレンジ精神はそれだけにとどまらないです。ホテル業の場合は「既存の伝統や価値観を所与のものとせず、顧客の嗜好やニーズを先取りし、常に変革を志向する人材」が欲しいです。また、テレビ局では「既存の常識や概念にとらわれていては番組を作れません。奇抜な発想でも信じたら全力でやり抜く“突破力”のある人」が求められています。過去の前例や経験値にとらわれない人材を意味しています。

そして変革を実現するにはどうするか。建設業の人事担当者は「多角的な視点を持ち、直感ではなくしっかりとした情報収集に基づいて自ら導き出した考えを周囲に納得させ、行動できる人」と言います。

 

(2)チームワーク力

チームワーク力と言えば、協調性や自分の主張を抑制し、多数に同調するイメージを想像しがちであるがそうではありません。携帯電話会社の人事担当者は「単なる迎合ではなく、チームの中で自分の果たすべき役割を持ち、仲間と共に目的を達成できる人」だと言います。あるいは「個々人が高度の専門性を持つプロ集団の一員としての自覚を持っている」(建設)といった積極的な意味合いで使っているのが特徴です。さらに自動車会社の人事担当者は「周囲の話に耳を傾け、積極的に学び取ろうとする意欲を持った人」である。

 

(3)コミュニケーション力

コミュニケーション力は学生に限らず、今では社会人全体に欠けている能力の一つであるが、その意味や使われ方は企業によって違います。鉄道会社の人事担当者は「愛想が良いとか人あたりが良いというだけではダメだ。相手にどう伝えるのか、論理的思考力に裏打ちされた説明能力のある人」と言います。顧客先との打合せや社内プロジェクトのメンバーとの意思疎通が不可欠な情報通信業の場合は「単なるメッセンジャーではこの仕事は務まらないです。第一人称の立場で自分はどうしたいのか、自律性を持って顧客や社内の人間と会話や議論ができる人」といった主体性を重視しています。

同じように自社のビジネス的視点からチェックしている企業も多いです。たとえば旅行業の人事担当者は「自分が信じる価値を人脈・ネットワークなどあらゆる手段を使って、その価値を認識してもらうようにする人かどうか」を見ているといいます。

また、別の旅行業の人事担当者は「旅行業はあらゆる世代がお客様です。世代を超えて若い人から老人まで相手の立場を尊重しながら会話ができる人なのかどうかをチェックしている。そのために核家族で育ったのか、あるいは小さい頃からおじいちゃん、おばあちゃん、親戚の人に囲まれて育ったのかを確認している。大家族で育った人のほうがどんな人に対しても自然体で対応できるし、仕事もできる」と指摘する。

ホテル業の人事担当者は「ホスピタリティ(心のこもったおもてなしの心)を備えた人」を重視しています。また、そのチェック手段として「企業説明会の受け付け時の対応や歩き方、面接時の控え室でのしぐさも見ている」と言います。

また、医師に対して営業活動を行うMR(医薬情報担当者)職におけるコミュニケーション力は「伝える力」に重点を置いています。製薬業の人事担当者は「面接では派手なパフォーマンスより、質問に的確に答え、必要な情報を確実に伝えることができるかどうかを見ている」と語ります。

 

 企業が求めるポテンシャルは共通する要素は多いが、業種・企業の社風やビジネスによって求める能力は微妙に違うものです。その点を人事の皆さんがしっかりと研究することをお勧めしたいです。では、次回は、続きの3つのポイントを解説します。


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林暁芳

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