面接でよく聞く「学生時代に打ち込んだこと」それって本当?

こんにちは。2016年度入社の吉野です。学生時代に打ち込んだことは大体の面接で聞かれる内容です。故に学生側もしっかり答えを用意してきている質問であると言えます。

そんな用意された答え、どこまで信じていいのでしょうか。

 

 

 

1、部長をやっていました

 

「部長として部を引っ張っていました」「周りから頼れる部長だと言われていました」「この経験を生かして御社では自ら率先する存在になりたいです」

 

 

よく聞くセリフですが、ただ部長をしていました。と言われても「どのようなことに気を付けて」部長を務めていたのか、ある程度の「目標」や「志」が分からない話では、「本当にやっていたの?」と思ってしまうのではないでしょうか。

会社に入ってからも明確な「目標」を持って働けるのか不安です。しかし部長を務めるほどの人材ならこちらが掘り下げて「どのようなことに気を付けていたのか」を聞き出すことが良いのではないかと思われます。

 

 

2、留学経験

 

私がグループ面接に行った際に、留学経験から学んだことを話している学生が居ました。

 

この場合でもどういった理由で留学に行ったのかが重要になってくると思われます。

留学先で学んだこと、それを会社で生かしたいから、とだけ聞くと説得力のある話に聞こえがちですが、重要視したいのはその行動を起こそうと思った明確な「理由」にあると思います。

会社に入ってからも、自分のした行動に「なんとなく」ではなく明確な「理由」を持って働いてくれるのではないでしょうか。

 

 

 

3、熱意→仕事

 

「学生時代に打ち込んだこと」を理由、目標を持って取り組めていることが伺えた場合、次に本当にしっかり打ち込んできたかが分かるのが「学んだことをどう生かせるか」が言えているがどうかです。

熱意を持って取り組めたことから学んだことは、どんな場面にも役立てることが出来ます。会社に入ってからも、熱意のある経験は仕事にも役立てることができるだけでなく、仕事にも熱意を持って取り組むことが出来るのではないかと思います。

 

 

 

上辺だけの言葉では、その人が本当に「学生時代に打ち込んだ」のか分かり兼ねます。

理由を持った行動、目標を持った打ち込み、その熱意を他のことに生かすことができるか

以上3点が、「学生時代に打ち込んだこと」を聞く上で重要であると考えます。

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sayaka

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