入社前研修やインターンの給与支払については、実態が労働時間に該当するかによります。

①インターン
【無給とできる場合】
・プログラム内容が見学や体験にとどまっている
・売上に直結しない活動を行っている

【有給となる場合】
以下のように、労働基準法上の労働者とみなされる場合
・会社の指示で社員と同様の業務を行っている
・社員の仕事の手伝いや補助を行っている
・会社の利益につながる労働を行っている
・決められた時間を超えた残業や、長時間労働をしている

②研修
【無給とできる場合】
・研修の受講が任意

【有給となる場合】
・入社前の研修で、受講が必須
・受講は任意だが、受講の有無が選考結果に影響するなど事実上強制の場合
・入社後の研修

なお、有給の場合、初任給をベースとした給与でなくても問題ありませんが、最低賃金以上の額とする必要がございます。