パートから正社員に変わった場合の年次有給休暇について

パートとして2013年10月1日に入社し、2022年4月1日から正社員となった職員がいます。この方はダブルワークだったため、他の会社では正社員、こちらでは月2日程度で少なく、有給休暇の付与は対象外となっていました。

2022年4月1日から対象となるのですが、有給休暇を付与する場合、勤続年数や付与日数はどのように計算すればよいでしょうか。

回答

年次有給休暇の付与日数を計算する際は、勤続年数と付与する日の契約がポイントとなり、パートから正社員となった場合は、直後の勤務形態によって付与日数を決め、継続勤務年数については、正社員となった日からではなく、パートとして最初に雇い入れた日からの勤続年数となります。
今回のケースでは、2022年4月1日に勤務形態に切り替え、勤続年数が8年半ということで、9回目の付与日として20日分付与されることになります。

また、勤続年数が影響するものは年次有給休暇だけではなく、例えば退職金、休職(私傷病、育児介護)等も挙げられますので、こちらもご確認いただくのがよろしいかと存じます。
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公開日: 労務管理 有給休暇

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