年次有給休暇の賃金の計算方法について

アルバイトの方で、年次有給休暇を取得した方がいます。
有給休暇の賃金については就業規則に平均賃金で計算することが明記されていますが
平均賃金で計算をしていくと端数が出てしまいます。端数処理はどのように行えばよいのでしょうか?

回答

端数の発生するタイミングとしては次のように3つあります。

①平均賃金を求める際
 直前3ヶ月間の賃金総額÷3ヶ月間の総日数で求められますが、
 その際の端数は「銭未満を切り捨て(小数点以下第2位未満切り捨て)」で計算します。
 (例)600,000÷92=6,521.739430… → 6,521円73銭(6,521.73円)

②最低保障平均賃金を求める際
 a.「(月・週その他一定の期間によって支払った)賃金総額÷総日数」で計算後、端数処理
 b.「(日もしくは時間または出来高払制その他請負制によって支払った)賃金の総額÷労働日数×60%」で計算後、端数処理
 c.「端数処理後a」+「端数処理後b」

 a、b、cすべての端数は、「銭未満を切り捨て(小数点以下第2位未満切り捨て)」で計算します。
 (端数処理後、①とc金額のを比較し、高い方を平均賃金として使用します。)

③有給休暇に対する賃金を求める際
 有給休暇日数に対する賃金は、平均賃金(最低保障平均賃金)×有給日数で求めますが、
 その際の端数は「円未満の端数を四捨五入」します。
 (例)6,521円73銭(6,521.73円)×4日=26,086円92銭(26,086.92円) → 26,087円

端数の発生するタイミングにより、処理の方法が異なりますのでお気を付けください。
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SR人事メディア編集部
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