入社1年未満の社員の育児休業給付金について

当社では、労使協定により入社から1年未満の社員は育児休業を取得できないこととなっております。

入社1年未満の社員が産前産後休暇を取得し、その終了後、育児休業が取得できないため自己都合の休職扱い(無給)としておりますが、雇用保険の被保険者期間が前職と合わせて育児休業給付金の受給資格を満たしている場合は育児休業給付金の受給はできるのでしょうか。

また、社会保険料はどうなるのでしょうか。

回答

当該社員の方は、前職と通算して受給資格が満たせる(賃金支払基礎日数が11日以上の月が12カ月以上ある)場合については育児給付金を受給できる可能性がありますが、社会保険料は免除とはなりません。

育児休業給付金は、被保険者が1歳(いわゆるパパママ育休プラス制度を利用して育児休業を取得する場合は1歳2か月、保育所における保育の実施が行われない等の場合は1歳6か月又は2歳)未満の子を養育するために休業している場合に受給できます(雇用保険法第61条の4)。
ここでいう「養育するために休業している場合」というのは、会社が「育児休業」として認めていなくても、育児のために休職しているという実態であれば受給できます。

社会保険料につきましては、育児休業中は免除となりますが(健康保険法159条、厚生年金保険法81条の2)、会社が「育児休業」として認めていなければ免除とはなりません。

なお、労使協定で育児休業を取得できない者として定められた労働者に該当しなくなれば申し出により育児休業を取得できるため、当該社員の方が入社より1年経過した後、育児休業を申し出ていただければと存じます(平成 28 年8月2日付 職発 0802 第1号 雇児発 0802 第3号)。
The following two tabs change content below.
SR人事メディア編集部
人事実務の専門家集団「社会保険労務士法人人事部サポートSRグループ」が運営する経営者と人事担当者向けのwebメディア。人事制度、採用、給与計算、社会保険のQ&Aや法改正など旬の人事ニュースを掲載。実務に役立つExcelツールも無料配信中!https://media.o-sr.co.jp/consulting/
SR人事メディア編集部

最新記事 by SR人事メディア編集部 (全て見る)

公開日:

日常業務に関するちょっとした疑問から、コンプライアンス、人事戦略まで、お気軽にご相談ください。

無料労務相談のお申し込みは、以下のバナーからどうぞ!
無料労務相談のお申し込み
  • 採用情報

    SRのマイナンバー対策 マイナンバー対応実務セット

    ベンチャー企業のためのCloud勤怠管理システム

    介護離職防止サービス あわーず福利厚生課

    お役立ち書式 無料ダウンロード

    チャット労務士相談

  • 総合人事コンサルティング事業

    株式会社アウトソーシングSR

    労務・給与計算サポート事業

    社会保険労務士法人 人事部サポートSR

    就活支援事業

    株式会社ベストソーシングSR

    人事・経理・法務アウトソーシング事業

    HALコンサルティング

    社会労務士マーケティング支援

    Bowman & SR Partner Co.,Ltd

    訪問看護事業

    あわーず
PAGE TOP ↑