面接の目的を見つめなおす

昨今の採用難にて以前にも増して採用費をかけているのですが、なかなか結果が出ません。

人事課内で歩留まりなど確認したところ面接での辞退が多いことが分かり、面接に問題があるのではないかと考え、応募者の意向上げも踏まえた面接官トレーニングを実施しようと思います。

実施にあたり面接の目的など改めてご教示いただけませんでしょうか?

回答

面接には大きく分けて3点の目的があります。今回はポイントも含めてご説明させて頂きます。

【人材の見極め】
面接の一番の目的は、求職者の能力を見極める事です。
仕事に関する能力のみならず、コミュニケーション能力やストレス耐性など、実際に職務を遂行する上で必要なスキルについて、面接の場で判断する必要があります。

【ミスマッチの回避】
即戦力となる能力やスキルがあっても、自社の社風や応募者の希望する仕事内容との間にギャップがあれば、トラブルや早期離職にも繋がりかねません。
応募者が職場に求めるもの等をしっかりと聞き、こちらも情報提供する事で、お互いの理解を深めるという目的もあります。

【リクルーティングの場】
厚生労働省が発表している有効求人倍率は2019年6月時点で1.62倍となっております。
現在の採用市場は「売り手市場」でありますので、優秀な人材は複数の企業から働きたい企業を選ぶ時代になっています。
面接は応募者に対して直接アピールできる絶好の機会です。
優秀な応募者を他社に取られないため、いかに自社へ惹きつけ、いかに意向を上げられるかが重要となります。

以上のように売り手市場における面接には『人材の見極め』『ミスマッチの回避』以外にも『リクルーティングの場』であるという意識が求められます。

参考程度ですが惹きつけ、意向を上げる具体例を上げさせていただくと…
・事前に履歴書を読み込み、内容をもとにしたエピソードトーク等を挟みアイスブレイクをはかる
・面接の後半に応募者の人柄やスキルが自社や応募職種のどのような場面で活きてくるかなど
 丁寧にフィードバックする

これらのことを意識して実施するだけでも応募者に与える印象は劇的に変わるはずです。

選考フローの部分では面接官以外で全選考に参加する『リクルーター』の配置、内定承諾まで迷いがある応募者の“懸念点の払拭”を目的とした『オファー面談』の実施など検討してみてはいかがでしょうか。


ほかにも…
・面接の進め方、やってはいけないこと
・面接官の心得、役割
・良い面接官と悪い面接官の特徴 など

今回、回答差し上げた目的以外のことも簡単にまとめた資料もアップいたしました。
貴社の面接見直しの際に是非、ご活用ください。

【資料】面接の考え方
https://media.o-sr.co.jp/download/download-23675/
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公開日: 募集・採用 採用・雇用

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