有給休暇取得日に通勤手当を支払わないことは不利益取扱いになる?

有給休暇取得日に通勤手当は支給しなくてはならないものでしょうか。

退職のために、残っている年次有給休暇を消化して、そのまま退職する社員がいます。有休消化の期間は様々ですが、中には月の半分以上を有休にあてる退職予定者もいます。退職日まで実際に出勤せず、有休だからといって通勤手当まで支給するのはいかがなものかと個人的には思います。

 

就業規則に「通勤手当は出勤した場合に支給する」と定めることは、有給休暇取得による不利益取扱いになってしまうのでしょうか。

回答

まず、有給休暇取得に係る賃金は労働基準法第39条第9項には以下いずれかから選択し、就業規則に規定して支払わなければならないと定められております。

1.労働基準法に定める平均賃金
2.所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金
3.健康保険の標準報酬日額(労使協定の締結が必要)

上記のとおり支払いされていればよいため、通勤手当は必ずしも支給しなくてもよいと考えられます。
以上のことから「通勤手当は出勤した場合に支給する」と規定しても不利益取り扱いには該当しないと考えられます。
The following two tabs change content below.
SR人事メディア編集部
人事実務の専門家集団「社会保険労務士法人人事部サポートSRグループ」が運営する経営者と人事担当者向けのwebメディア。人事制度、採用、給与計算、社会保険のQ&Aや法改正など旬の人事ニュースを掲載。実務に役立つExcelツールも無料配信中!https://media.o-sr.co.jp/consulting/
SR人事メディア編集部

最新記事 by SR人事メディア編集部 (全て見る)

公開日:

日常業務に関するちょっとした疑問から、コンプライアンス、人事戦略まで、お気軽にご相談ください。

無料労務相談のお申し込みは、以下のバナーからどうぞ!
無料労務相談のお申し込み
  • 採用情報

    SRのマイナンバー対策 マイナンバー対応実務セット

    ベンチャー企業のためのCloud勤怠管理システム

    介護離職防止サービス あわーず福利厚生課

    お役立ち書式 無料ダウンロード

    無料労務士相談

  • 総合人事コンサルティング事業

    株式会社アウトソーシングSR

    労務・給与計算サポート事業

    社会保険労務士法人 人事部サポートSR

    就活支援事業

    株式会社ベストソーシングSR

    人事・経理・法務アウトソーシング事業

    HALコンサルティング

    社会労務士マーケティング支援

    Bowman & SR Partner Co.,Ltd

    訪問看護事業

    あわーず
PAGE TOP ↑