採用水準を上げるためにできることは何か?

当社の業種においては、以前は買い手市場でよい人材を採用することができておりましたが、近年では人材の争奪戦のようになっており、中小企業となれば、余計に採用が難しくなってきています。

そこで、何か手を打とうと考え、採用時賃金の見直しを行うため取り組み始めたのですが、他社水準と比較しましたところ大きく差があることがわかりました。

この差については会社として対応を行わなければならないのですが、人件費や社員間の給与のバランスなどを考えるとなかなか難しく、悩んでおります。

何かよい案やヒントになるようなものがあれば、お教えいただけませんでしょうか。

回答

御社の規模、給与水準などが不明な点がありますが、最近の傾向も踏まえてヒントとなればと思いまして、回答させて頂きます。

最近、新卒も中途採用も各社それぞれ苦労しているようですし、特に御社もお感じになっているように中小規模になれば、余計に苦戦を強いられています。そのため、給与面の見直しに着手する企業も多くなっています。
しかしながら、ご留意頂きたいのは、この状況は、少子高齢化の影響も受け、継続的に続く可能性があるということです。そのため、給与面のみで他社と対抗することにも限界がありますし、また、社内の給与バランスを崩しかねないこととなりますので、少し長い視点で取り組む必要があります。
給与の水準については、同業同規模他社や御社に必要な人材が行きそうな業界などの水準を参考にしつつ、設定していく必要性があります。
全体の人件費のこともありますので、簡単には採用時の給与を上げられないことも十分にありますし、給与のみでの対応では、企業体力にも無理が生じる可能性もありますのであまりお勧めできません。

このような場合には、給与という金銭的な報酬だけでなく非金銭的な報酬での対応も考える必要があります。
いわゆる福利厚生面での見直しや改善によって大きな括りの中の報酬について魅力度を上げていくということになります。
最近の傾向としてもこのような取り組みをしている企業も増えつつあり、金銭のみならず人材の確保や定着を促進する福利厚生面の見直し、給与との組み合わせによる魅力を出す方法を取っていくことも一つの対策となります。
福利厚生面の見直しは、採用だけでなく、今いる社員の方にも関係、影響する部分にもなりますから2次的効果も得られることとなります。

他社との比較や他社を参考にする場合には、このような面(福利厚生面など)にも目を向けて御社のトータル的な報酬の見直しをしていってはいかがでしょうか。
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SR人事メディア編集部
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公開日: 募集・採用 採用・雇用

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