面白法人カヤックの面白人事制度とは
何かとよく耳にするカヤックという会社。自由で創造的な社風は人事制度からも垣間みることができます。本日はカヤックの面白い制度の一部を紹介いたします。
実力ランキング
半年に一度、評価制度として行われる「実力ランキング」。社員同士の相互投票により各社員の月給が決まるため、実際には月給ランキングである。細かい実力の定義はないですが、「あなたが考える実力の定義に従って実力のある順番に(報酬を多く払う順番に)社員を並べる」ことを要求される。
サイコロ給
基本給×サイコロの出目%=サイコロ給」人間が人間を評価するなんて、そもそもいい加減なもの。もっともらしく説明したって、上司の感情1つで、どうにでも変わってしまうもの。だったら、給料の仕組みもそのくらいの遊びがあっていいのでは?という考えが根底にある。
スマイル給
2006年、社員のアイデアから導入した新しい給与制度。それが「スマイル給」。某FCチェーンのスマイル0円から、ヒントを得る社員の誰もが、毎月ランダムに別の社員1人を評価する。ただし、その評価は相手の長所に限る。それを「スマイル給」と称して、給与明細に記載する。いつも丁寧な仕事をありがとう給 0円」「●●プロジェクトお疲れさま給 0円」「菩薩給 0円」など支給額は、ゼロ円。
仕事の喜びは、お金で測れるものだけじゃない。だったら、お金に換えられない報酬を「給与」にできないだろうかという試み。
いかがでしたでしょうか。一風変わった制度も、給料とは何か、評価とは何かを深く考えた結果、それを社員全員が納得のいく形で受けられるための制度設計なのだとわかるでしょう。あなたの会社は社内に対してどのような工夫をされていますか?
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