【無料】年齢別社会保険手続き​チェックリスト作成ツールを公開!

社会保険は、加入と喪失以外にも手続きをしなければならない事がたくさんあります。

詳しくはこちらの記事を参照ください。

2020年4月変更あり!年齢別社会保険手続きをおさらい

月変や算定などスケジュールが毎月決まっている手続きとは違い、被保険者の年齢によって突発的な手続きが発生します。そんな手続きを予めスケジューリングしたい、給与に反映させるのを忘れないようにしたい。そんな手続き、給与担当の方の一助となるツールを無料で公開致しました。

1.ツールの機能

年齢ごとに必要な社会保険手続きを一覧化できるツールとなっており、「人事担当者の無駄を省く」をコンセプトにしたシンプルな作りになっております。

表示パターンは2つあり、1年ごとに表示する年毎のリストと

 

年の中でも特定の月だけ表示する月毎のリストです。

年毎は1年分の必要な手続きが表示されるので大体どれ位の人数の手続きが必要なのかを把握するために使い、月毎は当月や翌月で手続きや給与処理が必要な人の把握と、漏れが生じていないかのチェックに使うのがよいかと思われます。

2.使い方

このツールを使うために必要な情報は
・社員番号
・氏名
・生年月日
の3点のみです。

今お使いのシステムから上記情報をCSVにして、このツールに取り込むだけで設定は完了です。また、システムなど使っていないという場合でも社員登録画面から上記情報を入力さえするだけでよいのでとても簡単です。

3.その他の機能

手続き、給与処理について各会社毎に処理方法は違ってきます。手続きでも実際に年金事務所に赴いたり、郵送で手続きを行ったり、電子申請をしたり…
そんな処理方法について、ある程度メモを入れておけるようにしています。

例えば介護保険料の控除開始時期は「当月給与から反映」なのか「翌月給与から反映」なのかは会社の給与支払いルールによって変わってきます。また、今は当月だけど締め支払い日を変更した結果、翌月から控除に代わる場合もあります。そんな時にはこの手続き内容欄を変えることで作業ミスをなくすことが出来ます。
他にも厚生年金保険の資格喪失の書類はどこどこの棚に入っている、手続きは毎月月末に行う等…ご自身の会社で実際にこの手続きを行う際にどのように処理をしているかを入れておけば担当が変わったとしても手続きを忘れることなく行うことが出来ます。

4.最後に

昨今の給与システム、人事労務システムにはこのような手続きは生年月日で自動判定され処理も自動で行われることが多いでしょう。しかしこのツールを使えば来年、あるいは再来年、10年後でも誰がどのタイミングでどんな手続きが必要になるのかがわかります。予めその方に介護保険料がひかれ始めるタイミングを伝えてあげる等使い方は様々です。月に1度、年に1度このツールを使うだけでも得られる情報は多いはずです。

こちらのリンクからダウンロードができます。

年齢別社会保険手続きチェックリスト


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