社員エンゲージメントを向上させる人事制度
社員の定着や引きとめ、労働生産性向上などに効果のある「社員エンゲージメント」が注目を集めています。
社員エンゲージメントとは・・・
「社員が、組織への貢献を自発的な態度、意欲、姿勢と知識、能力等により成果につながる行動を取り得る状態」、また、「組織への貢献意欲、思い入れ、愛着」
若年層にみられる社員流出の原因
ここ数年で、若年層(主に20代後半から30代前半)の社員の流
これは、個々の企業の状況にも同じような傾向があります。
ある機関における調査研究で、80年代中盤までと80年代後半以
(出典:独立行政法人経済産業研究所 2019.5
「賃金プロファイルのフラット化と若年労働者の早期離職」)
すなわち、若年層の賃金の上昇が抑えられているために早期離職という現象が起きているというものです。確かに、相談のあった企業様の状況も同じ傾向であり、また、社員
・「給与の上昇への不満」
・「給与の上昇が低いための将来への不安感」
といった声が上がってきます。
例えば、ある企業様にて30代前半で上席マネジャーになられた社
「上席マネジャーにしてもらったことは、会社に感謝するけど、子
また、この社員の方は、「会社のことが好きで、職場も楽しいし、
このように、給与に対する不満だけがきっかけで退職となることは
(社員の定着・引き留めの要素として、「会社への誇りや愛着」「職務満足」「働きやすい職場環境」「トータルリワード(承認といった非金銭的報酬も含む)」などがあります。)
社員流出を防ぐための「社員エンゲージメントの向上」
近年、このような課題に対して総合的に取り組もうとする企業が多
その取り組みのキーワードとして「社員エンゲージメントの向上」
社員エンゲージメントの向上により、業績向上、労働生産性の向上
この社員エンゲージメントを向上させるためのポイントとして、「
「社員エンゲージメント」を高めるための5つの原則“SPARC”
S:自己決定(self-determined)
P:目的がある(purposeful)
A:本物である(authentic)
R:報酬(rewarding)
C:挑戦性(challenging)
先ほど触れました「給与」については、『R』の一部です。ここで言う「R:報酬」は、金銭的な報酬以外についても含まれて
これは、通常の人事制度とは異にするものであり、より総合的な人
前述の例であげた給与は、金銭的な報酬になりますが、エンゲージ
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