【仕事効率化!!】睡眠と仕事

96958A9F889DE2EBE4EBEAE6EBE2E3EAE3E3E0E2E3E4E2E2E2E2E2E2-DSXZZO0969857018112016000000-PN1-19

これからもまだまだ寒い季節です!特に朝の冷え込みの中起きるのつらいですよね。そして出社して眠くて頭が働かない・・・なんてことも多々あると思います。その日の睡眠時間が少ない時は集中力も持たず1日の仕事の効率を大幅に下げてしまうでしょう。この記事では働く人にとって、睡眠がいかに大切かを書いていきます。

睡眠と過労死

 以下実話:サルブシュレシュス・グピタは、ゴールドマンサックスに入社して1年目の金融アナリストだった。2015年、サンフランシスコでのことだ。週100時間という激務に疲れた彼は3月に退職した。が、またすぐ復職した。それが社会的なプレッシャーのためだったのか、それとも自らかけたプレッシャーのためだったのか、わかっていない。復職1週間後、彼は午前2時40分に父親に電話した。そして、2日間眠っていないこと、プレゼンテーション資料と朝の会議の資料を仕上げなくてはならないこと、オフィスに一人きりでいることを話した。父親は帰宅するよう説得した。グピタはあと少しだけ残って仕事をすると答えた。数時間後、彼は自宅前の通りで遺体で発見された。住んでいた高層マンションから飛び降りたのだった。

このように睡眠時間が少ないと精神面での余裕がなくなり彼のような末路を辿ってしまうのかもしれない。実際に日本の企業でも会議の資料やプレゼンテーションの資料を作成しなくてはならず睡眠時間を削るケースは日常茶飯事に起こっているケースだ。睡眠時間が少ないと精神面に被害が及ぶことがある。

2例目:2015年6月、31歳のラジブは、イタリアのベッラージョで開かれた会議中に発作を起こして倒れた。過労と睡眠不足が原因だった。歩くこともできない状態で、当地の病院に8日間入院し、その後も数週間にわたる理学療法を受けた。病院スタッフと話す中で彼は、人には「発作リミット」があることを学んだ。休息時間をきちんと取らずにいると、だんだんそのリミットに近づいてゆく。ラジブはリミットを超えてしまい、崖から転落したのだった。参照(http://style.nikkei.com/article/DGXMZO09698490Y6A111C1000000)

これも睡眠時間が少ない結果、命を落とすことには至らなかったが体を壊してしまった。睡眠時間が及ぼす影響の中にはメンタルだけでなく、体に疲労が現れて発作が起こってしまうこともある。

睡眠の効果

肉体労働で働き終わった後の睡眠は体の疲労を回復させることはもちろんデスクワークでも常に脳が活発に活動していてたくさんのエネルギーを消耗していく。そしてのこの脳の疲労を回復させるには体の疲労をとるよりも多くの睡眠が必要だと1説にある程である。そして日常の業務が徐々にたまり睡眠時間を削っていくとストレスが溜まりやすくなる。嫌なことを寝たら忘れられたという人もいるように睡眠は脳の疲れをとりストレス解消にも繋がっていく。睡眠不足が日常的に続くとストレスと疲労がたまりうつ病や不眠症といった睡眠障害を誘発する原因にもなりえる。睡眠というのは決して空白の無駄な時間ではなく、その日に起きた出来事や学んだことを脳内で整理整頓することができる貴重な時間とも言える。

睡眠と仕事の両立

睡眠がその日の生産性に影響を与えることを裏付けるのにこのような言葉がある。「8時間眠ると、1日を迎える準備が万端に整う。ベストの自分をその日1日に注ぐことができる。毎晩4時間や5時間の睡眠でやっていけると吹聴するのは、名誉のしるしではない。」また、AmazonのCEOであるジェフ・ベゾスは「注意力が高まって、思考もはっきりする。8時間眠ると1日ずっと調子よく過ごせる」と言っている。参照(http://style.nikkei.com/article/DGXMZO10880880Q6A221C1000000?channel=DF140920160927&style=1&n_cid=DSTPCS020)

人それぞれ睡眠時間は違うが、人により○時間睡眠をとると本来の能力を発揮できる時間があり、それが1番仕事でのパフォーマンスを十分に発揮できることが効率化にも繋がっていくと考える。

まとめ

今回は睡眠不足が心身面に与える影響と実際に睡眠不足に起因する過労死の実例、そして睡眠の効果について記述した。日本は世界でもトップレベルで睡眠時間が少なく5時間30分となっている。眠さというのは働く人にとって常にまとわりつき、そして睡眠時間が日常的に1番削りやすい時間であることは言うまでもない。そしてなぜ睡眠時間をとると仕事の効率がよくなるかというと、睡眠時間が少ないと眠気で集中できなくなり、当たり前に考えられることが考えられなくなり仕事上での判断も鈍り結果的に仕事の効率が悪くなる。一方睡眠時間を十分に確保すると、普段では思いつかないような閃きも出てくる可能性もあり更には仕事上での判断も良い方向へ向かうことができる。このように考えると睡眠時間も仕事に関係する時間というように考えられる。

業務上期間的に繁忙期等により睡眠時間が削られる期間も生ずることがあるかもしれませんがが、弊社では業務システムの改善やコンサル業務も受けております。一度慢性化した残業時間を改善したい!というのであればご相談ください!

The following two tabs change content below.
人事実務の専門家集団「社会保険労務士法人人事部サポートSRグループ」のwebメディア。人事制度、採用、労務、HRtech、法改正など旬の人事ニュースを掲載。実務に役立つExcelツールも無料配信中!

最新記事 by SR人事メディア編集部 (全て見る)


公開日:

日常業務に関するちょっとした疑問から、コンプライアンス、人事戦略まで、お気軽にご相談ください。

無料労務相談のお申し込みは、以下のバナーからどうぞ!
無料労務相談のお申し込み
PAGE TOP ↑