【新卒採用】学生の声に ドキッ!(汗) その対応不満がられてるかも・・・
新卒採用で学生と向き合う以上、絶賛就職活動中の大学生の生の声を聞くことは重要・・・
ということで今回は、就活中の大学生・大学院生の生の声をもとに、学生が就職活動中何に不満を持っているのか、迫っていきます!
https://kanri.rikunabi.com/2018/rms/knowhow/als/a_stu/a_stu0047.html (就活ナビGATE 学生の声【6月】)
目次
就活生の悩みや不満を覗いてみましょう!
お金と距離
〇地方だと本当に行きたいと思っても選考を受けるのに日程の調整や交通費のことなど色々考えないといけないから大変。
〇交通費や宿泊費などお金の消費具合が尋常ではない。親や友達から借金をせねばならなかった。1次面接などはWeb面接などにしてもらえると良いと思った。
⇒やはり地方の学生にとっては、就職活動は不利な事が伺えます。
私も昨年まで福岡の学生でしたので気持ちはよく分かります。
第一志望の企業へは高い旅費も出すけれど、興味がある・おもしろそうな会社だなぁという程度の関心だと、実際に足を運ぶことは負担になり、参加そのものを諦めてしまうこともしばしば・・・
選考を通して社員と関わる中で会社の雰囲気が良いと気づく、というような選考を通しての気づきや発見、志望度の高まりはどうしても少なくなります。
学校の勉強との両立
〇ゼミを欠席せざるをえない日が多かったことが悔やまれる。大学によっては就職活動が公欠扱いのところもあり不平等さも感じる点があった。
〇早く内定を取ってしまって、卒業制作だけに集中できるようになりたい
⇒学業への影響を軽減するために、昨年度・本年度と就活スケジュールを大幅に変更していますが、やはり学生にとっては大きな負担となっているようです。
精神的な悩み
〇精神がやれてしまうと、就活に対する気持ちがどんどんネガティヴになる。
〇周りが少しずつ内定をもらいはじめていて焦りを感じる。選考が進むにつれ自分の中の選択肢も少なくなってきたため、これからどうしようか悩んでいる。
〇内定をもらうのに企業に自分をあわせてしまっているような気がして、もやもやしている。
この対応には怒り心頭! サイレントお祈り & 遅い不採用通知
数々の不安、悩みの中で一際目立っていたのは、
選考後何週間経っても結果を教えてもらえない、不採用の通知をされないまま放置されていることへの不満でした。
大学 | 文系 | サイレントの会社が多く、締め切りギリギリまで行動が取れなかったりする一方、企業側は締め切りに細かかったり、やはり理不尽に感じることが多かった。 |
大学院 | 理系 | いつ就職活動を終えるべきか見通しを立てたいと考えているため、選考の時期を明確にしてほしいです。選考をいつ行うか明言している企業さんに好感を覚えます。 |
大学院 | 理系 | 不合格者には連絡をしない企業があり(俗に言うサイレント企業?)とても不親切であると感じ、そのような企業には行きたくないと感じた。 |
大学 | 文系 | サイレントお祈りはやめてほしい。わざわざお金と時間をかけて説明会や面接に参加しているのにふざけている。合否に関わらず、結果を伝えるべき。社会人としてのマナー。 |
・・・相当怒っていますね。
学生からしてみると、選考をした結果、不採用であるのならば受け入れるけれど、
その結果を何時までに出してくれるのか、 教えてくれるのか教えてくれないのかが分からない状況は
就職活動を計画的にすすめる上で支障になる、といった点で大きな不満を抱いているようです。
選考後、どれくらいで採否通知を出すのがよいのでしょうか?
実際のところ、選考から採否通知までの期間は企業によってまちまちです。選考試験の内容が一般常識テストやSPI2(適性検査)などの場合は、早い企業では当日~翌日、遅くとも一週間以内には結果を通知しているところが多いようです。
ただし、小論文のような書類選考の場合は、読み込む時間が必要となるため数週間かかることもあります。いずれにしても、結果をなるべく速やかに伝えることが大切です。
また、選考試験の際、応募者にあらかじめ「○月○日頃に結果を通知します」「本日より○日以内に通知します」などと通知予定日を伝えておくとよいでしょう。いつ頃結果が通知されるかが分かっていると、応募者も就職活動のスケジュールを立てる上で助かりますし、そうした企業側の配慮は応募者に良い印象を与えるはずです。
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いかがでしたでしょうか。
採用スケジュールあわせて選考を行わなければならない、
獲得予定数を満たすよう良い学生を取らなければならない、
一度に多くの学生の選考を行わなければならない、
などのように、企業側にも事情がありますが、
学生と向き合って選定を行う以上、学生の声に耳を傾け、お互いに不満・負担とならないように工夫することが大切なのかもしれません。
大石夏実
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