読む価値がある一冊とは?マネジメントとは何かを知っておきましょう!

こんにちは。2016度SRの内定者林暁芳です。どうぞよろしくお願いします。

最近、内定者としてSRのインターンに入っており、早く仕事を理解できるように、毎日本を読む習慣がつきました。

読めば読むほど楽しくなり、知っておく必要があるものがたくさんありました。

 

今回紹介したいのは、マネジメントを発明した男、ピーター・フェルディナンド・ドラッカーの経営・組織関連の著作で、日本でもお馴染みのものが多いのが特徴です。
世界で最初にマネジメントを総合的に扱った『現代の経営』(1954年)、事業戦略について述べた『創造する経営者』(1964年)、成果を上げるための手法についてふれた『経営者の条件』(1966年)。
その中でドラッカーのマネジメント論を集大成した『マネジメント』(1973年)が、その代表作です。マネジメントの基本を紹介したいと思います。
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 「マネジメントとはどういう意味なのか?」と突然訊かれたら?

皆さんならばどのように回答されますか。
「部下を管理することがマネジメントである」あるいは「マネジメントとはトップのことを指す」などの回答が返ってくるかもしれません。
確かに、もっともらしい答えですが、本当にこれで正しいのでしょうか。 日頃使い慣れているマネジメントという語ながら、いざ、その意味を説明しようと思うとなかなか難しいものです。
実際ドラッカーも「マネジメントという語は、奇妙なほどに難しい言葉であると述べています。
実は、外国人の私にとって、最初に読むときはなかなか理解できませんでした。
しかし、定義が難しいからといって、そのまま放置することもできません。
そこで、ドラッカーがマネジメントをいかに定義したのか、まずはその点からふれることにしました。
ドラッカーはマネジメントを次のように定義しました。

組織をして成果を上げさせるための道具、機能、機関。

もっとも、この一言からマネジメントの本質を深く理解するのは少々困難と言わざるを得ません。
理解をより深めるには、ドラッカーの言わんとする「組織」について知る必要があります。 ドラッカーは、あらゆる組織は社会の機関として位置づけました。
そして、組織が社会の機関である以上、社会やコミュニティ、個人のニーズを満たすために存在しなければならないと指摘します。
逆に言うと、社会やコミュニティ、個人のニーズを満たさぬ組織は、存在する必要がないということです。そして、組織が社会やコミュニティ、個人のニーズを満たすというミッション(使命)を達成し、その成果を上げるために存在するのが、ドラッカーの言うマネジメントなのです。
では、ドラッカーのこの考え方を、組織の一形態である企業にあてはめて考えてみましょう。
ドラッカーの考えからすると、社会やコミュニティや個人のニーズを満たすことが企業のミッション、社会機関としての企業の存在理由になります。 企業にとって社会やコミュニティ、個人は、ひとくくりに「顧客」と表現できるでしょう。したがって、企業は顧客のニーズを満たし続けなければなりません。
これは言い換えると、顧客の創造(to create a customer)が企業にとって唯一の目的になるということに他なりません。
そして、この顧客創造のために企業がもつべき機能はたった二つだけだとドラッカーは指摘します。
マーケティングイノベーションがそれです。
マーケティングとは、顧客のニーズを探り、対応する製品やサービスを提供する機能です。
一方、イノベーションとは、顧客の新しい満足を創り出していく機能を指します。
したがって、企業のマネジメントは、このマーケティングとイノベーションという二つを有効に機能させることが、最重要の命題となるわけです。
以上がドラッカーのマネジメント論の基底をなす部分です。
今回の参考文献は、ドラッカーのマネジメント論の集大成である『マネジメント』(1973年)、『ピーター・F・ドラッカーの「マネジメント論」がわかる本』(2005年、秀和システム)。
皆様も是非読んでみてください。

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