時給アップより効果的?勝手に良い人材が集まる企業の「ほめる」技術
アルバイトの力が中心の企業は、より人を雇うために、時給を上げるなどの対応をします。また、アルバイトを雇っている企業に限らず、多くの企業が待遇を良くするなどして改善を図っています。
しかし、いくら待遇が良くても、個人のモチベーションや職場の雰囲気が良くなければ、人は離れていくばかり。
そこで注目されるのが「ほめる」技術 です。
部下や従業員を「ほめて」育成することには、メリットが3つあるといいます。
メリット1 ☆ 売上があがる
お客様と接し、実際に売上を上げているのは、他でもない、現場にいる従業員たちです。
従業員が暗い雰囲気で仕事をしていれば、お客様の気分も下がり、次第に寄り付かなくなってしまいます。また、気持ちのいい接客をしてくれるスタッフには、何度も会いたくなりますよね。
だからこそ、経営者は現場の従業員たちを信じて、ほめるべきです。経営者が「現場はがんばっていない」と言ってしまうと、彼らなりの頑張りを否定してしまうことになり、それはモチベーションの低下につながります。
現場にタッチできない分、もう十分がんばっている現場の行動や言動を見つけて、ほめることができように、経営者側もがんばらなければいけないのです。
メリット2 ☆ 辞めない
若者がアルバイトをする際に重視していることというと、「業種」ではなく、「仲間」や「絆」であることが感じられます。
特に新人は、「この組織は自分のことを大事にしていてくれているかどうか」を察知し、もし大事にしてくれないと思えば、すぐに去ってしまいます。
しかし、従業員を大事にする会社には人が集まります。そこから優秀な人材が育ち、売上増加に貢献してくれるのです。
メリット3 ☆ 採用費を削減できる
優秀な人材を採用するために使う「採用費」は、想像以上に高くつきます。従業員が辞めるたびにまた採用活動…などという行動は、経営をすら圧迫してしまいます。
企業が何もしなくても、良い人材が集まる会社が理想。それには「ほめる」ことで会社の雰囲気を良くすることが大事になります。
「従業員が辞めにくい」ということも強みの一つになりますが、「良い人材が集まる」というのも会社にとっては大きな強みです。
従業員からブラック企業だと陰で言われる前に、「ほめる」ことの重要性を確認してみてはいかがでしょうか。
maiko mashio
最新記事 by maiko mashio (全て見る)
公開日: