【比較】年末調整クラウドシステムおすすめ4選
はじめに
下半期に入り今年も人事・労務担当者にとっての恒例業務である年末調整の時期が近づいてまいりました。
各種申告書の印刷・配布、書類回収、記載内容の確認、誤りがあった際の再提出依頼、年末調整の計算、源泉徴収票等法定調書の作成と提出などなど……作業量が非常に多いため負担に感じられている会社様も多いのではないでしょうか。
今回はそんな年末調整業務の効率化のために役立つクラウド型年末調整システムをご紹介いたします。
年末調整システム比較表
・奉行Edge年末調整申告書クラウド
「勘定奉行」で有名なOBCが提供するクラウド型年末調整特化システム。申告書の配布・回収から、提出状況の確認、記載内容のチェック、給与システムへの自動入力まで年末調整申告業務のプロセスをすべてデジタル化できます。また「給与奉行クラウド」、「奉行マイナンバーラウド」等他の奉行シリーズを利用している場合、データを自動連携できるため、二重入力やデータ連携の手間がなくなり、さらなる業務の効率化を図ることができます。年末調整のみスポットでの電子化を検討している場合はこちらのシステム導入を推奨します。
・SmartHR
従業員情報の一元管理が可能な人事労務管理システムSmartHRには年末調整機能がございます。人事担当者にとっても、従業員にとっても「わかりやすくて、使いやすい」UI・UX設計をアピールしており、書類回収状況の確認を一目でわかるような操作画面やアンケート形式による情報入力などの機能にその特徴が表れています。SmartHRでは雇用契約書、入社手続きの電子化、社会保険・雇用保険労務手続きの電子申請も可能となっておりますので、年末調整機能と併せて、他の書類業務のペーパーレス化を検討している場合は導入をお勧めします。
HP：SmartHR
・ジョブカン給与計算
「ジョブカンシリーズ」の内の、クラウド型給与計算システム「ジョブカン給与計算」では給与計算と併せて年末調整も実施可能です。アンケート形式で回収した従業員情報に加えて、ジョブカンのデータベースを元に扶養控除申告等各種申告書の自動作成が可能のため、従業員の記入ミスや修正の手間を削減することが可能となっています。また、給与計算システムと一体となっているため年末調整結果の過不足額をワンクリックで明細に反映させることができます。一律400円/人という比較的安価な利用料金も特徴となっているため、給与計算システムの導入、変更を検討している会社様にお勧めできるサービスとなっています。
HP：ジョブカン給与計算
・freee人事労務
従業員の入退社手続き、勤怠管理、給与計算など基本的な人事労務業務を一括で管理できる総合型の労務管理システム。年末調整結果の明細反映はもちろんのこと、freeeの電子申請・申告アプリから給与支払報告書の電子申請が実施可能となっております。まだ人事労務管理システムを一切導入していないがこれから導入をしたいと考えている、スタートアップ・中小企業の会社様にお勧めするシステムとなっています。
HP：freee人事労務
終わりに
今回ご紹介した4つのシステム以外にも数多くの年末調整システムがございます。弊社HALZでは多数の会社様の人事システム業務改善コンサルティング、セットアップ導入支援を実施しております。年末調整に向けてここで紹介したシステムを導入したい、自社にあったシステムを知りたい等ございましたらお気軽にお問合せ、ご相談くさい！
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