【内定者研修のすゝめ】一石二鳥?三鳥?!何鳥?内定者研修コンテンツにお困りなら「自己紹介ムービー」をやるしかない!
史上初の10連休のゴールデンウィークも過ぎ、みなさまにおかれましては採用活動の具合はいかがでしょうか。
弊社においては内々定者に向けた研修の準備を進めておりますが、今回は実際に弊社でも導入している、定着効果抜群の「自己紹介ムービー」をご紹介したいと思います。
自己紹介ムービーというのは、人事部サポートSRをはじめとするSRグループの内定者が、入社前に取り組む課題の一つです。
内定者がどういう人間なのか、何故この会社を選んだのか、今後どうなっていきたいのか、など自由に自分自身を表現し、Microsoft Office PowerPointを用いて動画にします。そしてその作品を内定式や入社式で発表します。
実際に私も作成しました。この自己紹介ムービーを作成することで自分自身得るものが沢山あったので、この記事では自己紹介ムービー作成の効果を2つ紹介したいと思います。
自分の考えを整理でき、納得感やモチベーションにつなげられる
~「何故この会社を選んだのか」を整理~
就活が一段落して冷静になって今後の働き方を考える。学生生活に戻り友達の就職先と比べる機会が増える。そうした中で、「自分の選択は正しかったのか、もっと自分に合った会社があるのではないか」と考え始め、「内定ブルー」に陥ってしまうことがあります。
入社後も、自分が考えていた理想と現実の業務のギャップに悩み、「自分の判断は間違っていた」と辞めてしまうケースも…
これらを防ぐためには、「自分で決めたという納得感」を学生に持ってもらうことが大切です。
この企業の選考を受けようと思った理由、この企業の内定を受ける決断をした理由を改めて整理させ、目に見える形で残すことによって、自分で決断したという納得感を持つことができます。これは内定辞退や早期離職を防ぐことにも繋がります。
※2019年度新卒入社者の自己紹介ムービー抜粋
~「今後どうなりたいか」を整理~
「内定がゴールではない」という言葉をよく聞くように、内定をもらい入社することが目標になってしまっている学生もいます。
そのような場合、「今後どうなりたいか」という事を考える機会がなければ、明確な答えを出せないまま入社してしまうことになります。この自己紹介ムービーの作成を機に、入社後にどう成長していきたいか、何をしていきたいかを考えさせることで、入社後のモチベーション向上に繋げることができます。
※2019年度新卒入社者の自己紹介ムービー抜粋
表現・伝え方の練習になる
「仕事とは、自己紹介である」と、ある本で読みました。
ほとんどの職業の場合、常に固定されたスタッフで仕事をしていくのではなく、新しい出会いや新たなプロジェクトがあります。上手くプレゼンテーションが出来なければ、いろいろな人と協働することはできません。仕事を進めるためには、まずしっかりとした「自己紹介」できることが重要なのです。
自己紹介ムービーを作る際には
- 動画をみる社員の方々は何を知りたいのか
- どう表現すれば伝わるか
- 退屈させないためにはどうすればいいのか
等のことを考える必要があります。
「相手が求めることは何か」「どのように受け取られるか」
相手の立場を考えた上で伝えることはコミュニケーションの第一歩。自己紹介ムービーの作成を通して、この相手を意識する姿勢を身につけることに繋がります。
※2019年度新卒入社者の自己紹介ムービー抜粋
今回は2つに効果を絞って紹介しましたが、そのほかにも
内定者にとっては
- 表現方法は様々、作成途中で互いの作品を見ることで刺激にもなり楽しい。
- 作成するうえで、先輩社員と関わることができる。
- パソコンのスキルを上げることができる。
- 一つの作品を作り上げることで達成感・自己効力感をもってもらう
企業側にとっても
- お披露目をすることで、内定者がどのような人なのかを全社員が知れる。
- モチベーションの高い社員を迎えることができる
など、「自己紹介ムービー作成」という課題一つに様々なメリットが含まれています。
内定者フォローとして有効ですので、「自己紹介ムービーの作成」を内定者フォロー・入社前課題に取り入れてみてはいかがでしょうか?
大石夏実
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