基礎年金番号はどのように通知されるの? 

外国人の社員が当社で社会保険に加入しました。
加入の時点では基礎年金番号を持っていませんでしたが、当社で初めて社会保険に加入しましたので基礎年金番号が付番されているはずです。
数年前は会社宛てに年金手帳が送付されていて、年金手帳を本人に渡していましたが最近は会社に届いていないようです。
基礎年金番号はどのようにして本人に通知されるのでしょうか。

回答

令和4年4月1日から年金手帳が廃止されました。これまでの年金手帳に代わり基礎年金番号通知書が交付されています。

令和4年4月以降は初めて年金制度に加入する場合や年金手帳の紛失等により再交付を希望する場合には、年金手帳の代わりに基礎年金番号通知書が交付されます。
これまでは外国人や未成年で年金手帳が交付されていない方が事業所にて社保加入する場合、届出のあった事業所宛に年金手帳を送付しておりましたが、基礎年金番号通知書は原則的に日本年金機構で管理している被保険者の住所宛に送付されます。

該当の外国人社員の方の資格取得日を確認いただき、令和4年4月以降に資格取得されておりましたら、被保険者本人の住所宛に基礎年金番号通知書が届いているはずです。
一度、本人にご確認いただき、届いていない又は紛失されている場合は基礎年金番号通知書再交付申請書にて手続きを行っていただくようお願いいたします。

<参考>
「基礎年金番号通知書」は被保険者あてに送付します
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/taisetu/2022/202204/0406.html

基礎年金番号通知書や年金手帳を紛失またはき損したとき
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/tekiyo/hihokensha2/20150326.html
The following two tabs change content below.
人事実務の専門家集団「社会保険労務士法人人事部サポートSRグループ」のwebメディア。人事制度、採用、労務、HRtech、法改正など旬の人事ニュースを掲載。実務に役立つExcelツールも無料配信中!

最新記事 by SR人事メディア編集部 (全て見る)

日常業務に関するちょっとした疑問から、コンプライアンス、人事戦略まで、お気軽にご相談ください。

無料労務相談のお申し込みは、以下のバナーからどうぞ!
無料労務相談のお申し込み
PAGE TOP ↑