職業紹介会社は求人内容に違法性がないことを確認すべき?
弊社の新しい事業として有料職業紹介を始めました。
求人としては労働基準法などの法令に沿った内容である必要があると理解していますが、職業紹介会社が求人に違法な内容が含まれていないことを確認する必要性はあるのでしょうか。
回答
職業安定法の通達によれば、職業紹介を行う事業者は掲載を申し込まれた求人が労基法等一定の法令に反するかどうかを求人者に対して自己申告させるべきであるとしています。
また、職業安定法では一定の法令に反する場合にはその求人の申し込みを受理しないことができるとし、さらに通達では受理しないことが望ましいとしています。
よって、貴社としては求人内容に労働法などの観点で違法性がないことを申告してもらうことを伝え、加えて貴社側でも違法性がないことを確認し、違法性がある場合には受け付けないことや再提出してもらう対応を行うことで、職業紹介会社として求められる注意義務を果たす方向になるかと存じます。
また、職業安定法では一定の法令に反する場合にはその求人の申し込みを受理しないことができるとし、さらに通達では受理しないことが望ましいとしています。
よって、貴社としては求人内容に労働法などの観点で違法性がないことを申告してもらうことを伝え、加えて貴社側でも違法性がないことを確認し、違法性がある場合には受け付けないことや再提出してもらう対応を行うことで、職業紹介会社として求められる注意義務を果たす方向になるかと存じます。
The following two tabs change content below.
人事実務の専門家集団「社会保険労務士法人人事部サポートSRグループ」のwebメディア。人事制度、採用、労務、HRtech、法改正など旬の人事ニュースを掲載。実務に役立つExcelツールも無料配信中!
最新記事 by SR人事メディア編集部 (全て見る)
公開日:
募集・採用