複数の部署に関する36協定
「事業の種類」および「事業の所在地」が同一ですが、部署名が異なる3部署があるとします。
その場合は、3部署をまとめて届出をすれば良いと思っていますが、「事業の名称」は、どのように記載すればよろしいでしょうか?
回答
まず、36協定は原則事業場単位で締結することとなっております。
事業場の考え方としては、主として場所的観念によって決定すべきもので、同一場所にあるものは原則として分割することなく一個の事業とし、場所的に分散しているものは原則として別個の事業とするとなっておりますが、同一の場所であっても、労働の様態が著しく異なる場合はその部門を一つの独立の事業とすることもあるとされています。
ご質問の内容の場合ですと「事業の種類」および「事業の所在地」が同一ということですので、ご認識の通り部署ごとでの締結は必要ございません。また「事業の名称」につきましては会社名のみ記載すれば良いかと存じます。
事業場の考え方としては、主として場所的観念によって決定すべきもので、同一場所にあるものは原則として分割することなく一個の事業とし、場所的に分散しているものは原則として別個の事業とするとなっておりますが、同一の場所であっても、労働の様態が著しく異なる場合はその部門を一つの独立の事業とすることもあるとされています。
ご質問の内容の場合ですと「事業の種類」および「事業の所在地」が同一ということですので、ご認識の通り部署ごとでの締結は必要ございません。また「事業の名称」につきましては会社名のみ記載すれば良いかと存じます。
The following two tabs change content below.
人事実務の専門家集団「社会保険労務士法人人事部サポートSRグループ」のwebメディア。人事制度、採用、労務、HRtech、法改正など旬の人事ニュースを掲載。実務に役立つExcelツールも無料配信中!
最新記事 by SR人事メディア編集部 (全て見る)
公開日:
労務管理 安全衛生・リスクマネジメント
- PREV
- 無期転換後の定年について
- NEXT
- 予定日をすぎて出産した場合の給与の取り扱いについて