【新卒採用】学生だって企業を見定めている!こんな企業は嫌だ!
4月も半ばに差し掛かり、新卒学生の就活ナビがオープンして1ヶ月半が過ぎました。
説明会やES・履歴書提出、選考が本格化し、学生をみて判断を行うことも増えてきたのではないでしょうか。
しかし、企業側が学生を判断しているように、学生側も企業を見定めています。
現在の新卒学生就職活動は売り手市場の傾向にあるため、学生は企業を見て比較して選んでいます。
エントリーしてくれた学生や説明会に参加した学生を逃さないためにも、自社への良い印象を持ってもらう必要があります。
そこで、この記事では学生が嫌う採用担当と説明会についてまとめていきます!
目次
こんな採用担当者は嫌だ!
タメ口を使う採用担当についてどう思いますか?
気にしない:13%
あまり気にしない:24%
少し気にする:38%
気にする:25%
約6割の就活生はタメ口を使われる事に否定的であることがわかります。
採用担当は就活生にリラックスしてもらう為にタメ口で話し、フランクに説明会を行いがちですが、
いきなり距離を詰められる感覚に違和感を少なからず感じます。
就活生より年上で目上になりますがタメ口は避けた方が良いでしょう。
圧迫面接で厳しい質問をしてくる採用担当についてどう思いますか?
良いと思う:4%
しょうがないと思う:31%
あまり良くないと思う:35%
良くないと思う:30%
約6割の就活生が良いとは思っていません。
しかし、しょうがないと思っている人も少しいるようです。
この学生が本当に考えてものを言っているのか、弊社への志望度が本当に高いのかどうか、を知るために
理由や背景を深堀して尋ねることがありますが、学生にとってはその追及すら圧迫面接だと感じてしまう事があります。
難しい質問によって就活生のストレス耐性などを見るなどの目的もあります。
圧迫面接の必要性はありますが、厳しすぎると学生がもつ会社自体の印象が悪くなってしまう可能性があることには気に留める必要があります。
聞かれたくない質問
twitterアカウント:68%
LINEのID:61%
Facebookアカウント:48%
電話番号:23%
メールアドレス:13%
電話番号とメールアドレスは就職活動をする上で必要だと思うので気にする人は少ないようですが、プライベート感の強いSNSは採用担当に聞かれるのを嫌がるようです。ITや広告業界の企業は就活生のSNSの活用や、発信力を見る目的でSNSのアカウントを聞く事が多いようですが、就活生に嫌がられている可能性があるので注意した方が良いでしょう。
まとめると、
「こんな採用担当者は嫌だ!」と思われないように
・ タメ口を使わない
・ 圧迫面接を行うときは注意が必要
・ 連絡は無難にメールアドレスか電話を聞く
という3点をまずは注意しましょう。
こんな説明会は嫌だ!
http://lab.oceanize.co.jp/iya-shukatsu/
上記のサイトでは実際に就活生にアンケートを取り、説明会に対しどのような不満を就活生が抱えているかを調べています。その結果、なんと就活生の約3割もが「説明会に不満がある」と答えています。
説明会の会場
「説明会の場所がわかりにくい」「アクセスが悪い」など。あまり会場場所がわかりにくいとそれだけで学生の印象が悪くなってしまうこともあるようです。また、メモが取りにくい環境というのもあまり良くありません。
時間の延長
時期によっては他の企業の説明会や選考で予定が詰まっている就活生もたくさんいます。午前と午後に一つずつ説明会を予約している人も少なくありません。大幅な時間の延長は出来るだけ避けた方がいいでしょう。
説明会後に急遽選考を行う
説明会後の選考を告知している企業もありますが、告知せずに選考を行う企業もあると思います。7割近い就活生は、説明会後の告知なしの選考を嫌がる傾向にあるようです。
そのほか・・・
・ レジュメの配布物が少なく、HP以上の情報を得られない説明会
・対応が遅い、段取りが悪い説明会
・プレゼン力が低い(声が小さい、滑舌が悪い、資料を読んでいるだけ等)
等も、企業に対する悪い印象に繋がっていくそうです。
企業側が学生を判断するように、学生側も企業を見ています。
学生は不満に思うことを踏まえた上で、採用活動を進めていきましょう!
大石夏実
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