トムソーヤは策士だった?トムソーヤ式モチベーションの上げ方!
こんにちは!2016年度入社の吉野です。
仕事をする上で大切になってくるのが「モチベーション」であることは、働いた経験がある方は誰しもが感じることなのではないでしょうか。
今回私が「モチベーション」について手に取った本、ダニエル・ピンク著『モチベーション3.0 持続する「やる気」をいかにだすか』では、文字通りモチベーションの上げ方について書かれているのですが、私が紹介したいのは「トムソーヤ式モチベーションの上げ方」です。
・始めは嫌な仕事だった…
トムはポリーおばさんの家の約八〇平方メートルの敷地を囲むフェンスに白ペンキを塗るという、退屈な仕事を命じられる。
トムだけでなく、だれでもこんな仕事を頼まれたら…「面倒くさい」「やる気がでない」「早く終わらせたい」とマイナスな感情が湧きあがってくるのではないでしょうか。みなさんだったらこの後どうしますか?
・壮大なインスピレーションがトムの頭にひらめく!!
友人のベンがその場を通りかかって「気の毒だね!」と言ったとき、トムは戸惑うふりをし、「ちっとも嫌な仕事じゃないよ。ペンキを塗りたくらせてもろうのは、実は素晴らしい特権なんだ。」
こんなことを言われた友人ベンは、ペンキ塗りが羨ましくなるのです。
・思考の転換
トムは「嫌な仕事」を「羨ましい仕事」に変えました。
“仕事”とは“しなくてはいけないから”することで、“遊び”とはしなくてもいいのにすることである。
ここでのトムの行動は“仕事”を“遊び”に転換したと言えます。
私はこのエピソードを聞いた時になるほど!と感心しました。仕事に対するモチベーションは上げよう上げようと思っても難しいものです。トムのように考え方を少し変えるだけでここまでモチベーションを上げることが出来るのなら、楽しく仕事をすることができそうです。また、こういったプラスな感情は周りの人さえも巻き込む力があるのではないかと思います。こういう風に働いている人は周りから見ても印象が良く、会社全体の士気も上がるのではないかと感じました。
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