「世界で最も称賛される企業」ランキング

 

こんにちは。

2016年度の内定を頂いた牟田です。

 

さて、世界中で「世界で最も称賛される企業 World’s Most Admired Companies」のランキングをご存じですか?

Apple社が8年連続で1位を獲得した、というニュースを一度は目にしたことがある方もいるはず。

これはグローバル企業の中で非常に優れた経営を行っている企業を選考したものです。

自動車産業、小売業、航空事業など多種多様な業種、北米、ヨーロッパ、アジアなど地域ごとにもランキングがあります。

この賞はもともとアメリカの企業を対象にしたもので、アメリカから1000社、その他の国から500社の企業から選出されます。

 

評価事項は以下の通りです。

1. 有能人材を惹き付け、維持する能力

2.マネジメントの質

3.社会と環境に対する社会的責任

4.革新的であるかどうか

5.製品あるいはサービスの質

6. 経営資源の有効活用

7.財務状態の健全さ

8.長期的な投資価値

9. 国際的に事業を行う上での有効性

の9つからアンケートをとり、評価を行っています。項目の9はアメリカの企業のみを対象としています。

 

2015年度のランキングをビジネス誌『FORTUNE』のサイトから上位を紹介させていただきます。

http://fortune.com/worlds-most-admired-companies/google-2/より。

 

1位 Apple

2位 Google

3位 Berkshire Hathaway

4位 Amazon

5位 Starbucks

 

でした。さすがどれも聞いたことある名前、お世話になっている企業です。

 

やはり、トップ5ともなれば人事分野においても世界トップクラスなはず。

そして、人事担当者なら評価項目の1に目が行ってしまいますよね。

 

そこで少し古い本になってしまいますが、私が「世界で最も称賛される企業 World’s Most Admired Companies」のランキングについて興味を持った本について紹介させていただきます。

 

『世界で最も称賛される人事』

グローバル優良企業に学ぶ人材マネジメント

ヘイ コンサルティング グループ

浅川港

日本実業出版社

という著書です。

この本はグローバル企業の人事はいかなるものか、人事担当者がしゃべっていることを口語でわかりやすく書かれています。

読み終えて感じたとことは、企業理念やクレド、社員育成、人材の確保、評価制度などを独自にバランスよく組み立てることの重要性が伝わってきます。そして、人事という領域1つとっても企業ごとに大きく異なり驚きました。ただ、1つだけすべての企業に共通していることは、企業にとって社員は最も大きな財産であるということです。そのための育成、お金、時間を出資することにためらいがないように感じます。もちろんこれらを行うことによって、能力を大きく引き出せる人材を採用することも重要になってきます。そして、日本の企業もグローバル化が求められる中で人事の「日本式」で生き残っていけるのか?という疑問をもちました。

この本に掲載されているランキングは2007年のものですが、今なお上位にランキングしている企業ばかりです。

そして、PART2ではゼネラル・エレクトリック(GE)、ジョンソン&ジョンソン(J&J)、アメリカン・エキスプレスなど人事領域でどのようなことを行っているのかを紹介しています。

次回から1つから2つ紹介していこうと思います。

 

 

 

 

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