マイナンバーカードを保険証にする方法は?メリットは?

マイナンバーカードの保険証について、よくニュースで見かけます。
マイナンバーカードは作りましたが、その後は何もしていません。
マイナンバーカードを保険証として利用するには、手続きが必要ですか?
また、今更ですが、マイナ保険証にはどのようなメリットがあるのですか?

回答

2024年12月2日より新たな保険証が発行されなくなります。
これにより、マイナンバーカードの保険証登録がより一層推進されてきています。
マイナンバーカードをお持ちの場合、ご認識の通り、そのままでは保険証として利用することはできません。
ご自身で登録手続きを行っていただくこととなります。

▼マイナンバーカードの健康保険証利用方法
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40391.html

マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、以下の3つの方法で登録が可能です。
1.顔認証付きカードリーダーからの申請
市役所や医療機関に設置された顔認証付きカードリーダーにカードを挿入し、画面の案内に従って登録します。所要時間は数分程度です。

2.マイナポータルからの申請
パソコンやスマートフォンでマイナポータルにアクセスし、「健康保険証利用申込」を選択して必要事項を入力します。自宅から簡単に手続きできます。

3.セブン銀行ATMからの申請
セブン銀行ATMにマイナンバーカードを挿入し、画面の指示に従って登録します。日常のついでに手軽に利用可能です。

マイナ保険証のメリットは、以下の事項が挙げられます。
・適切な医療が受けられる
薬剤情報や健診結果を共有でき、重複投薬の防止が期待されます。

・高額療養費の自動適用
限度額を超える支払いが免除され、経済的負担が軽減されます。

・医療費控除が簡単
マイナポータルで記録を確認でき、申告手続きが楽になります。

・医療現場の効率化
保険証確認の負担が減り、医療従事者が診療に集中できます。

なお、現在、お手元にある保険証は2025年12月1日まで利用可能です。
マイナ保険証は便利でメリットが多いので、未登録の方はぜひこの機会に保険証登録することをおすすめします。
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