フィードバックについて

弊社の管理職は、フィードバック(1on1も含む)が不十分という運用測定の結果があり、改善が必要なのですが、基本的なポイントからまずは、伺いたいのですが、よろしくお願いします。

回答

フィードバックについては、まず、非常にわかりやすく、信頼関係、つながりを築き維持するための基礎となる考えの一つとして、5:1の法則(ワシントン大学ゴットマン名誉教授)があります。ポジティブな言動とネガティブな言動の比率を表しており、ポジティブ5に対してネガティブ1の割合を保つようにします。
さらに、公平公正に評価することが大切です。簡単に説明しますと公平は、色眼鏡をかけないことです。(これが一番難しいところでもあります。様々なバイアスがあることをまずは認識することから始まります)公正は、ルールに従ってルール通りに行うことです。(評価者がここを自己流、自己基準でやりがちです。ルールの理解不足もありますので、評価の教育は継続が必要です)
また、1on1などで大切であり、ポイントになるのが、フィードバック時における”集中”です。これは、的を絞って具体的に簡潔に行うことです。(まわりくどく話すことは、伝えたいことが散漫になり、伝わらないことになります)
そして、頻繁さです。頻繁に話すこと、フィードバックを行うことにより相手ことを気にかけている、しっかり見ていることのメッセージとなり、受け手も前向きな姿勢へと促します。最低でも2週間に一回のインフォーマルなフィードバックの機会を作ってみるとよいです。5:1の法則、公平公正、集中、頻繁、まずは、これに注意して行ってみてください。
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