モンスター社員への対応は?

弊社ではモンスター社員がいます。Aさんの所属に配属される新人は、すぐ辞めてしまいます。 日頃からAさんの口癖は、「おかしい」、「損している」と声を出し対応に困っています。注意をしてもその場限りで周囲にも影響を及ぼしているため、今後どう対処すればよいでしょうか。

回答

採用時に、問題社員とみられれば採用しませんが、入社後、日々の業務の中で現れたり、モンスター化する場合があります。権利意識が強く、仕事をしない社員に多く次のようなことがみられます。
・遅刻や欠勤が多い。
・仕事はせず権利ばかり主張する。
・職場での協調性がなく、マイペースで職場の雰囲気を乱す。
・社内、社外の会社や人の批判をする。
・喫煙含む私用の休憩が多い。
・私用メールやインターネットばかりしている。

モンスター社員が発生する要因として、本人の能力や性格に起因する場合、教育指導に起因する場合が考えられます。未然にそのような社員の発生を防ぐには、モンスター社員になり得る人材を採用しないことですが、中途採用であれば、前職の在職期間、転職回数、休職、離職理由を面談でしっかり見極めることも重要となります。

対処法の例として、
・日々の行動記録をとり、問題となるような行動に対して指導を行う。
・行動に対する反省文を提出させ、事実を相互確認する。
・他の社員の生産性やモチベーションが下がることのないよう、就業規則の周知徹底や社員教育を全社
 的に取組む。
ことが必要かと存じます。
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公開日: 勤怠・休憩時間

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