【説明会シリーズ②】 いいね こんな説明会を待っていた!! ~ここが運命の分かれ道~
みなさん、こんにちは。人事部サポートSR 2016年度内定者の三倉です。
前回に引き続き今回は説明会シリーズ②「就活生が望む説明会」についてお伝えしていきます。
まずはじめに皆さんは説明会が次の選考にどのくらい影響しているかご存知でしょうか。
(Jobwebより引用)
上記は「最も志望度が上がった説明会の選考状況」についてのアンケート結果です。
選考を受けたか、受けていないかに着目すると約9割もの就活生が選考に進んでいることが分かります。このことから説明会が就活生の意思決定にどれだけ影響するかがよくわかります。
つまり、説明会で就活生の志望度を上げることができれば、選考の母集団を大きくすることができ、その分会社と学生がお互いにマッチした採用に繋がるのです。
朗報!!就活生が求めているのはこれだ!!
では、就活生は説明会に何を求めているのでしょうか。
(Jobewbより抜粋)
(レジェンダより引用)
上は「最も志望度が上がった説明会の良かった点」についてのアンケート、下は「就活生が説明会で知りたい情報」についてのアンケートです。
「職場の雰囲気」や「現場の人間」など人が関わる事柄が多くの評価を得ているのがよく分かります。
それは現場の人間の話を聞くことでよりその会社を知り、自分が働いているイメージをしやすくなるためです。
またそのためには、就活生と年齢の近い若手社員の方が数年後の自分が働いている未来像を想像しやすくなります。
ただし、その際の人選には十分な注意が必要です。交流が上手くいかないとかえって悪い印象を与えてしまうこともあります。
もちろん、説明会に求められているのは「会社の雰囲気」を知ることだけではありません。
自分の志望やキャリアプランと合致しているか、「仕事内容」ももちろん重要視されています。「会社の雰囲気」だけではその会社で勤めていけるかビジョンが見えにくく判断できません。就活生は「仕事内容」と「会社の雰囲気」の二つで将来の自分が働いているイメージをして、本当に自分にあっているのか判断しているのです。
また、私が実際に参加した説明会で良かった点をいくつか紹介したいと思います。
● プレゼン力
プレゼンの上手さももちろん重要であるがただ淡々と行うのではなく、本当に就活生に「自社のことを知ってもらいたいんだ!!」という熱意がひしひしと伝わってくるようなプレゼンはとても好印象でした。自社が好きだからこそプレゼンにも熱が入る=社員が大事にされている。と感じました。
● 社長や役員の演説
最終面接など選考の途中で社長や役員の方が出てくることもありますが、最初の説明で会社の経営陣が出てくるとそれだけ採用への本気度がうかがえてとても好印象です。
かく言う私がSRに入社したいと考えたのは説明会で社長の話を聞き、心を揺さぶられ感銘を受けたからです。それだけやる気のある就活生にとっては好印象になります。
● グループワーク
説明会でグループワークを行う企業もたくさんあると思います。その中でも職業体験型のグループワークは仕事内容もより深く理解でき、自分の働いている姿をイメージしやすく非常に印象に残ります。
番外編
● キャンセル時の対応
何度かやむをえなく説明会の予約を電話キャンセルしたことがありました。そういった場合でも直ぐに対応を止めるのではなくしっかりと最後まで丁寧に対応し次の日時のアナウンスまでしていただいた企業はとても好印象でした。
改めて『説明会で企業の第一印象が決まる』!?
説明会には多くの就活生が参加します。そのため、就活生の要望全てに答えることは難しく現実的ではありません。
また、必ずしも「就活生が知りたいこと」=「会社を選ぶ基準」とは限りません。
そのため、「就活生が知りたいこと」のみを説明会で説明するだけでは選ばれる可能性も低くなってしまいます。だからこそ、説明会では就活生が知りたいことを説明しつつ、会社側が学生に知ってもらいたい情報を提供する必要があります。それにより、就活生はより深く会社について理解することに繋がります。その理解が次の選考へと意識を向ける切掛けとなるのです。
「就活生が知りたい情報」と「会社側が学生に知ってもらいたい情報」それらをバランスよく散りばめて説明会を行うことが出来れば双方にとって満足のいく、また実のある説明会になるはずです。
前回にも書きました通り、説明会はお見合い同様第一印象が大事!!
会社:就活生のお見合いパーティーのようなイメージです。
星の数ほどの中から選ばれ次のデートを確約するにはプロフィール紹介だけでは伝わりません。
自社ならではの他社との違いもわかりやすく伝えることも大事ではないでしょうか。
今回は2回にわたり説明会に対する就活生の不満と理想をお送りしましたがいかがだったでしょうか。
これから説明会を開催するにあたり、ぜひ次の選考へ9割動員を目指しましょう!!
最新記事 by SR人事メディア編集部 (全て見る)
公開日: