内定者が感じている! 内定辞退を考える「理由」とは?
どこの採用担当者も、困っているんです。
採用担当者の皆様。そろそろ内定式の準備を始めていらっしゃる時期でしょうか。
どの企業でも深刻な問題…それは 内定者離れです。
せっかく良い人材に巡り合えたのに、一緒に働く仲間を見つけたのに、
「辞退させていただきます」
という言葉をもらってしまった…という話、よく耳にします。
内定辞退が続いてしまう現象は、何が問題で起こるのでしょうか。
結局、どんな仕事ができるのかわからない問題
内定者から出てくる質問として、「やりがいは何ですか?」「どんな風に仕事をしていますか?」というものが圧倒的に多いです。
実際に自分が4月からどのように仕事をしていくのか、そのイメージが具体的であればあるほど内定者は定着します。
内定者が一番不安に感じていることは、これから自分が何をしていくのかがわからないこと です。
それを払拭するためには、会社の会議室で説明会をしたり、新入社員をはじめベテラン社員と直接話をする機会を作ったりするなどして、言葉で説明するだけではわからない温度感を伝えることが有効です。
会社との間に距離を感じる問題
内定が出た後、会社と何もやり取りがないことも、学生にとって不安要素の一つになります。
課題図書を渡して、感想文を書かせる…といったものでも悪くはありませんが、店舗のある企業様は見学レポートの課題を出したり、実際にインターンの活動を行ったりすることで関係を築き、より会社のことを知ってもらうことができます。
また、定期的に懇親会を行うなどして内定者同士のコミュニケーションを図る機会を設けることも良いでしょう。
ちなみに…
余談になりますが、弊社の新卒採用では、説明会の前後で「仕事大解剖」という若手社員・ベテラン社員と話をすることができる機会を設けています。
また、毎週土曜日の午前中にITリテラシー研修を行っており、こちらは実際に会社の研修室に来られなくとも、遠隔で参加することもできるようになっています。
まだ会社から離れたところに住んでいる学生さんとも、定期的にコミュニケーションを取れると好評です。
さらには代表と直接食事に行く機会も…?
せっかく出会った「仲間」と、うまく仕事をしていきたいですね。
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maiko mashio
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