予算2億4000万円の助成金 なんと申請ゼロ!? これからが好機!

驚きの事実が、今月末報道されています。

「「女性の活躍」助成金 申請ゼロで要件緩和へ」
“厚生労働省が女性の活躍を推進する企業を支援しようと設けた助成金で、昨年度以降、企業からの申請が1件もないことが分かり、厚生労働省は申請をしやすいよう要件を緩和することになりました。”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150929/k10010251351000.html

 

 

該当の取り組みは、厚生労働省の「ポジティブ・アクション」にかかる支援です。

 

「ポジティブ・アクション情報ポータルサイト」
http://www.positiveaction.jp/

女性の管理職登用・職域拡大の数値目標を設定し、目標達成した場合に助成金が支給されるという内容でした。

厚生労働省は当初、この助成金の申請件数を500社と見込んでいましたが、企業からの申請は1件もなかったとのこと。

 

 

500社想定のはずが… 女性活躍助成の申請ゼロ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015092802000129.html

さらに、今年度成立した「女性活躍推進法」の影響を見込み、助成金予算を倍額にしているとのことですが、現在申請ゼロ件のようです。

 

気になる助成金の内容ですが、
昨年度は、研修を実施し目標達成したら、中小企業30万円、大企業15万円(1事業主につき1回)
今年度の拡充については、取組達成で中小企業30万円、さらに数値目標達成で中小・大企業ともに30万円
という条件でした。

 

それを、申請しやすいように要件を緩和し、
数値目標未達成でも、(研修等の)取組み開始で30万円、数値目標を達成したら30万円追加とするとの報道です。

 

8月の「女性活躍推進法」の成立を受け、2016年4月から、労働者数301人以上の事業主に「女性活躍推進に向けた行動計画の策定・届出」が義務付けられることとなりました。
女性活用への取組みの対応と併せ、これからが活用の好機となる助成金です。

 

助成金の申請の手続が面倒、何をしたらいいかわからない…そんなときには、是非弊社へご相談ください。

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mochida

(運用G所属)給与計算・社会保険手続業務を担当。人事労務のご担当者に伝わりやすい記事の作成を心掛けていきます。

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