入社前の健康報告書につきまして

弊社では新入社員の入社手続きの一環として、自己報告による健康報告書を提出してもらうことになっております。
こちらを提出するにあたり、健康情報の開示範囲や個人情報保護の観点で問題がないか懸念しております。
どういった内容であれば、問題ないでしょうか。
回答
入社前に提出を求める健康報告書につきましては、業務に影響を与える可能性のある範囲に限定を行い、記入をお願いする形が望ましいです。具体的には、以下のような内容を求めるのが適切です。
・現在の健康状態について(業務に影響がある持病や治療中の疾患)
・職場での配慮が必要な事項(アレルギー、服薬の必要性など)
・業務上の制限(重い荷物を持つことが難しい、夜勤ができない など)
一方で、過去の病歴や診断名の詳細な開示を求めることは、プライバシー保護の観点から慎重に取り扱うことが推奨されます。
また、健康に関する情報は 特に重要な個人情報(要配慮個人情報) に該当するため、取り扱いには以下の十分な配慮が必要です。
・本人の同意を得たうえで、適切な範囲で収集すること
・限られた担当者のみが閲覧し、適切に管理すること
・一定期間が経過した後は、不要な情報を適切に破棄すること
さらに、健康状態を理由に採用や配属を決定することは法的にも慎重な対応が求められますので、本人の希望や必要な配慮を尊重しながら、業務への影響を考慮することが大切になるかと存じます。
・現在の健康状態について(業務に影響がある持病や治療中の疾患)
・職場での配慮が必要な事項(アレルギー、服薬の必要性など)
・業務上の制限(重い荷物を持つことが難しい、夜勤ができない など)
一方で、過去の病歴や診断名の詳細な開示を求めることは、プライバシー保護の観点から慎重に取り扱うことが推奨されます。
また、健康に関する情報は 特に重要な個人情報(要配慮個人情報) に該当するため、取り扱いには以下の十分な配慮が必要です。
・本人の同意を得たうえで、適切な範囲で収集すること
・限られた担当者のみが閲覧し、適切に管理すること
・一定期間が経過した後は、不要な情報を適切に破棄すること
さらに、健康状態を理由に採用や配属を決定することは法的にも慎重な対応が求められますので、本人の希望や必要な配慮を尊重しながら、業務への影響を考慮することが大切になるかと存じます。
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