休職期間満了による退職は自己都合?会社都合?
体調不良により、私傷病休職に入った従業員がいます。
休職期間満了までに復職の見込みがないため、休職期間満了とともに退職となる予定です。
その場合 自己都合退職、会社都合退職のどちらの取り扱いとなるのでしょうか。
回答
休職期間満了による退職がどのような扱いになるかは、就業規則の定めによります。
休職期間満了が解雇事由として定められている場合は解雇(会社都合)扱いとなり、解雇予告が必要となります。この場合は特定受給資格者に該当し、離職者は給付制限なしで失業給付を受けることができます。また給付日数が優遇され、一般受給資格者と比べ日数が多くなります。
一方、就業規則に退職事由として休職期間満了を定めている場合は、会社都合でも自己都合でもなく、自然退職扱いとなります。この場合は特定理由離職者に該当し、離職者は給付制限なしで失業給付を受けることができますが、給付日数についての優遇はありません。
ただし、御社での在籍や休職の期間、雇用保険の加入日によっては御社でお渡しする離職票だけでは失業給付受給の要件を満たさない場合もあるので、退職される従業員様へ説明される際には注意が必要となります。
休職期間満了が解雇事由として定められている場合は解雇(会社都合)扱いとなり、解雇予告が必要となります。この場合は特定受給資格者に該当し、離職者は給付制限なしで失業給付を受けることができます。また給付日数が優遇され、一般受給資格者と比べ日数が多くなります。
一方、就業規則に退職事由として休職期間満了を定めている場合は、会社都合でも自己都合でもなく、自然退職扱いとなります。この場合は特定理由離職者に該当し、離職者は給付制限なしで失業給付を受けることができますが、給付日数についての優遇はありません。
ただし、御社での在籍や休職の期間、雇用保険の加入日によっては御社でお渡しする離職票だけでは失業給付受給の要件を満たさない場合もあるので、退職される従業員様へ説明される際には注意が必要となります。
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