【EXCEL関数】桁がずれて表示される?TEXT関数の出番です
このページでは、TEXT関数についてご紹介します。
TEXT 関数 | TEXT(数値,表示形式) |
Excelで日付の隣に曜日を表示したいような場合にはTEXT関数が便利です。
また、桁を統一して数字を表示したいのに、桁がずれてしまうといった場合にも、TEXT関数が役立ちます。
TEXT関数【説明編】
TEXT関数は、数値を、表示形式を指定した文字列に変換したい場合に使います。
まずはこちらの動画をご覧ください。
TEXT関数の入力式は以下の通りです。
TEXT 関数 | TEXT(数値,表示形式) |
値…値が入力されたセルを指しています。
表示形式…セルを選択後、どの表示形式に変換したいかをここで指定します。
この「表示形式」は表示したい形式によって入力する文字が異なるため、ここでは一部を紹介します。
これらを組み合わせて使うこともできます。
例えば、「1975/1/28」という文字列に対し、「yyyy」や「dddd」を入力して表示形式を指定すると、
上の画像のようになります。
「yyyy」では西暦が4桁で表示され、「dddd」では曜日が英語で表示されていますね。
ここで紹介した以外にも、「ddd」(SunやManのように、曜日を英語の短縮形で表示)や、「[DBNum1]###0」(漢数字[一、二]を表示)など、TEXT関数にはたくさん種類があるので、使用する際には一度検索することを推奨します。
TEXT関数【実践編】
TEXT関数がどういったときに使えるか見てみましょう。
これは、人事システムから出力された情報をExcelに表示したものです。
出力されたデータでは、数字が文字列で表示されています(画像のように緑色の注意書きが出ています)。
社員番号8桁が文字列として保存されている状態でダブルクリックしてしまうと、
文字列が数字に変わってしまい、Excelが文頭の0を自動的に消してしまうため、社員番号の桁がずれてしまいます。
8桁の社員番号を8桁のまま表示できていないと、VLOOKUP関数を使えなくなってしまい、非常に不便です。
このようなときは、TEXT関数の出番です。
8桁の数字を表示させたいときには、
「表示形式」の部分に”00000000″を入力しましょう。(” “を忘れずに!)
0が自動的に消されることなく、8桁の数字として表示することができました。
まとめ
Excelに日時や番号を出力した場合にシリアル値が表れてしまったときや、文字列と日付を組み合わせたいときには、是非TEXT関数を活用してください。
TEXT 関数 | TEXT(数値,表示形式) |
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