【18卒】8月の活動状況 ~新卒採用の振り返り~
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2018年卒業予定の学生を対象とした「2018年卒マイナビ学生就職モニター調査 8月の活動状況」の結果を発表しました。
8月1日時点での就職内定率は84.2%と、厳しかった就職戦線も一旦落ち着きをみせている企業が多いのではないでしょうか。
求人募集を終了した企業は、振り返りを。逆に厳しい状態が続いている企業は、これを機に見直すことを検討されるとよいかもしれません。
目次
内々定保有者の活動状況と8月中に得た内々定の詳細
8月は7月までよりやや短い期間で内々定が出ている
- 8月中に内々定を得た企業の業種は「官公庁・公社・団体」が23.8%で、最も大きな割合である
- 選考回数は1回や2回が多く、内々定をもらうまでの期間は3週間未満が多い
- 企業の主な発見ツールでは「就職情報サイト」の割合が高い
入社予定先企業を選択したポイント
入社予定先企業選択ポイントの1位は「福利厚生制度が充実している」
- 入社予定先を決めたとき保有していた内々定の数は平均で1.77社
- 全体の半数強が複数の内々定先から入社予定先を選択
- 入社予定先企業を選択したポイントでは、前月最も票を集めた「企業経営が安定している」は4位に下がり、代わって「福利厚生制度が充実している」が1位となった
就活を通じて企業に改善して欲しいこと
就活を通じて企業に改善して欲しいことの1位は「選考結果に関わらず、きちんと通知して欲しい」
- 入社予定先企業を決定した学生のうち「内々定辞退の経験がある」は55.9%
- 企業に改善して欲しいことは「選考結果に関わらず、きちんと通知して欲しい」「合否の理由を教えて欲しい」が前年同様多く選択されている
- 今年から選択肢に追加された「紙のエントリーシートを廃止しWEBにして欲しい」は31.7%で4位となった。
就職情報サイトについて
企業情報を見る上で、注目する(注目した)情報【複数回答】
ライフイベントと働き方について
「出産後も正社員として働きたい」女子は8割強、会社を選ぶ際は「時短勤務制度」にも注目
- 「育児休暇が明けたら、当分は正社員で時短勤務をし、子供が大きくなったら元通り働きたい」が70.6%
- 「女性が会社を選ぶ際にあるとよいと思う情報」でも「育児休暇とその利用率(64.9%)」に続き「時短勤務制度とその利用率(55.7%)」が多く選択された
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まだ、新卒採用を継続している企業はこの調査結果をもとに、採用媒体の見直しや、効果的な文言などをいれることで上手に学生へアピールできるようにするとよいかもしれません。
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