任意の研修、参加・不参加で評価できるか?
親会社で開催されている研修に、当社社員が参加する機会があります。
事前の案内で、親会社の社員は強制参加となっておりますが、当社を含む関連子会社の社員は希望制となっております。
ただし、希望制と謳ってはいますが、慣例的に見ると実質強制参加のようになっております。
このとき、もし参加しない者がいた場合に、不参加であったことを理由に評価を下げても問題はございませんでしょうか?
回答
受講要領にて、親会社の社員は強制参加、関係会社の対象者は希望者と明記されているのであれば、強制参加である親会社の社員は「業務命令」での研修参加、希望者による参加である関係会社の社員さんは、「業務命令ではない」研修参加となります。
業務命令ではない研修の参加・不参加のみを理由に評価を下げるという事は、避けた方がよろしいかと思います。(参加希望者と希望しなかった者の、その後の勤務態度や業績等で両者の間に差が生じた結果の評価の差、という事であれば問題はないかと思います)
また、実質強制のような習慣・雰囲気となってしまっているという点においては、上記のような見方とは異なり、関係会社の社員さんにおいても業務命令での研修と判断されかねないため、参加者募集の方法(極力、強制が及ばない方法での参加募集とする等)の見直しを含め、研修参加を希望しなかったことのみを理由とした不利益取り扱いはやはり避けるべきと考えます。
業務命令ではない研修の参加・不参加のみを理由に評価を下げるという事は、避けた方がよろしいかと思います。(参加希望者と希望しなかった者の、その後の勤務態度や業績等で両者の間に差が生じた結果の評価の差、という事であれば問題はないかと思います)
また、実質強制のような習慣・雰囲気となってしまっているという点においては、上記のような見方とは異なり、関係会社の社員さんにおいても業務命令での研修と判断されかねないため、参加者募集の方法(極力、強制が及ばない方法での参加募集とする等)の見直しを含め、研修参加を希望しなかったことのみを理由とした不利益取り扱いはやはり避けるべきと考えます。
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