外国人新入社員のためにビジネススキール研修!!!敬語編
こんにちは、来月からSRに入社予定の林 暁芳です。今回外国人の私にとって、日本企業で働くときに難しいと感じたことを書きたいと思います。それは、敬語です。
日本企業が若手の外国人を採用する動きが広がっています。求められるのは日本語ができ、グローバル展開していくうえで役立つコミュニケーション能力と志をもった人材である。そうしたハードルを乗り越え入社したものの、多くの外国人社員がビジネスマナーにこまっているようです。今回は、先日SRで行われた新入社員のビジネスマナー研修で習ったことを書きたいです。
新入社員や若手社員のうちは、会う人のほとんどは自分に対して目上の人となります。そのため、話す際は原則として敬語を使うことが必要不可欠です。敬語は難しいといわれる方もいらっしゃいますが、基本を覚えてしまえばあとはほとんどが応用です。
敬語の種類
敬語は大きく「尊敬語」「謙譲語」に分類することができます。また、広義ではこれに「丁寧語」も加えることになります。
・尊敬語
尊敬語とは、相手を敬う際に使う言葉です。自分よりも目上の人を敬う場合に使う言葉となります。相手は勿論、動作、所有、所属する場所などに対して敬意を表する話し方です。
・謙譲語
謙譲語とは、自分自身を一段へりくだる事により、相対的に相手に対して敬意を表する言葉となります。自分自身は勿論、自分の動作、所有、所属などをへりくだることで話し相手を立てる話し方です。
・丁寧語
丁寧語とは、「です」「ます」に代表されます。また、物の名称などに「お」「ご」などをつけることで丁寧にする言葉です。自分を品よく見せることができる言葉で、目上、目下に関わらず、ビジネス現場では普通の話し言葉として使いたい言葉です。
・過剰な敬語は嫌味になる
敬語というものは、単に沢山使えばよいというものではありません。時に過剰な敬語は相手に対して嫌味になったり、聞き取りにくい言葉になったりします。過剰敬語は不自然な感じを与えてしまう恐れもあります。
敬語はきちんと覚えて、普段から使いなれること
敬語についてはきちんと理解した上で、使いなれることが大切です。
そのため、普段から敬語を使い、使いなれるようにしましょう。
特に、尊敬語と謙譲語の間違いは多いです。また、本来目上が使うべき言葉を目下の人間が使うのも違和感があります。よくある間違いとしては
「お客様がいらっしゃいました。」×
「お客様がおみえになりました。」○
「お世話様です。ご苦労様です」×
「お世話になっております。お疲れ様です」○
「了解いたしました。」×
「承知いたしました。かしこまりました。」○
敬語は、外国人新入社員が日本企業で働くうえで身につけていることが望ましいマナーである。ぜひ外国人新入社員に読んでもらいたいです。
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