人を育てるカウンセリング術

こんにちは!
murakiです!

昨日は成人の日でしたね!

新入社員としても多くの勢いのある成人が沢山入社してくるにあたり、今まで部下であった方が上司になる日も、近づいてきています。まだまだ、未熟な点もありながら部下に仕事を教えていくというのはとても大変な事だと思います。
また、部下のモチベーションを上げるのも上司の仕事の一つとなるります。

今回の記事では、新入社員に向けて誰でもできる簡単なカウンセリングについて書かせて頂きます。

 

新入社員の場合は、配属や上司との関係についての悩みもあります。しかし、基本的には話を聴いていくなかで、気づきを与えることがポイントです。たとえば新入社員の場合、最初の1~2年はどのような部署でも前向きに捉えて仕事した方が得だと気づいてもらうことが大事だと思っています。話をよく聴いてあげて、「そうした悩みは決してあなただけではないんだよ、もう少し違う見方をしたほうがいいですよ」という言い方をしながら気づいてもらうようにしています。

 

まずは相手の話をひたすら集中して聴くというのがカウンセリングの要諦です。一回とにかく心の中のさまざまな思いを、ガス抜きとでもいうのでしょうか、サポートしてあげることが大事な仕事の一つです。しかし、2度、3度と愚痴や後向きの話を言い続ける人に対しては、きちんとリードしてあげる必要があります。たとえば仕事の不満を言い募る人には「もしあなたがその立場だったらあなたをどうするのでしょうね? 避けるでしょうか、それともうまく使いますか?」という形で聞いていきます。それに対して「私がその立場なら、使わないでしょうね」と反応があれば、「どうしてですか?」などとさまざまな目線を持って質問し、考えてもらう事が大切となるのです。

 

批判やネガティブな発言は組織内に連鎖していく恐れがあります。たった一人の不安や小さな愚痴でも、共感してしまう者がいると一人ではなく、気付けば組織の中に派閥が出来るまでになるかもしれない。

特に、新入社員にはそういった危険性が高い。先輩や上司である者は、業務をレクチャーしていく中で厳しく接していかなければならない事もあると思いますが、そういった際にも部下の顔はしかっりと見ていてあげましょう。意見が分からずに不満やストレスを感じている時は基本的に目を背けているはずです。

そういった些細な表現に気付き、対応の仕方を考え、部下のマネジメントへとつなげていく事も重要なポイントとなります。

 

何事も、自分自身の世界だけ見るのではなく、他者への関心を持つことを心がけていくこともカウンセリングの第一歩となりますので、まずは小さなことからでもこつこつと積み上げていきましょう。

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