もう悩まない!時給者の離職証明書(離職票)の書き方!

離職証明書(離職票)とは

離職証明書

離職証明書とは、退職が決まった社員が離職票を請求できるようにするために交付する書類で、事業主控、ハローワーク提出用、雇用保険被保険者離職票-2の3枚複写になっています。
会社は従業員の退職が決まると、雇用保険被保険者資格喪失届と雇用保険被保険者離職証明書(3枚1組)をハローワークへ提出します。
ハローワークで手続きが終わると、10日以内に雇用保険被保険者離職票Ⅱと新たに発行された離職票Ⅰが退職者に送られてきます。
事業主は,離職者が離職票を請求するために離職証明書の交付を求めたときは,交付する義務があります。
10日程度経っても離職票が届かない場合は、すぐ会社に確認を取ってください。
また離職証明書に記入する退職理由によって、失業給付の支給時期や支給日数に大きな差が出ますので、正確に記入をしてください。

ハローワーク利用案内から引用

時給者の離職票って面倒……

面倒(´A`)

月途中以外に退職してくれればそんなに問題なく離職票の作成は進められると思うのですが、
月途中に退職されてしまった場合、基礎日数を数えるのが非常に面倒くさい。
出勤簿を対象期間分確認して、すべて手作業で日数を数えることになってしまいます。
人数が少なければ、なんとかなるかもしれませんがやはりある程度の時間は取られてしまいますし、
何より数え間違えたとき、また遡って数えなおさなくてはいけないくて、面倒で時間もかかります。
そんな、時給者の離職証明書を作成するときに役立つのが「被保険者期間算定対象期間算出シート(離職票用)
使い方はとても簡単で、

 

①「出勤日データ」シートに毎月の勤怠データを貼り付ける。
②「離職票作成シート」に社員番号・退職日・賃金の計算期間締め日を入力する。

 

上記、2ステップだけで基礎日数の算出をすることができます。
少しでも貴社の業務改善のお役に立てれば幸いです。

 

手続きって意外と時間がかかる

たったひとりの退職手続きをするだけでも結構時間がかかると思いませんか?
社会保険手続きも人事の大切な役割の一つですが、もっと時間をかけてやりたいというところは、
「人事戦略」だったり「教育・研修」だったり、企画寄りの部分ではないでしょうか?
その時間を生み出していただくために、時間と手間のかかる手続きを弊社が貴社に代わって行います。
弊社にアウトソースしていただくことで、貴社の時間を確保し、経営陣であれば経営に、人事部であれば、より企画寄りの領域に専念していただくことができます。

 

 

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