【Excelショートカット】第12回 10分早く帰るためのショートカットの使い方【相対・絶対・複合参照】

 

マウスなんてもういらない?

業務に使える、すぐに使える、知れば人に教えたくなる!

そんなExcelショートカットをご紹介します。

 

ショートカットを使うことができれば、手をマウスへ移動する手間が省けるので、Excelを使った業務の作業効率が高まります。

ここでは、業務の処理速度をスピードアップできるような、比較的使用頻度が高い・使用シーンが多いショートカットを紹介していきます。

 

 

第12回にてご紹介するのは、これです!

 

 

F4

絶対・相対・複合参照を切り替える

(数式編集時)

 

 

前回に引き続き、F4を用いたショートカットです。

ただし今回の内容は、「ショートカットを使う」というよりは、「絶対参照・相対参照・複合参照を理解する」という意味合いの方が強いです。

関数を活用するならほぼ必須の知識と考えております。使えれば処理が非常に早くなります。

 

こんな時に使うと便利です!

 

関数を使うシーンで使用します。

図のような九九表を用意しました。

12-01

 

 

一番左上に掛け算の数式を入れて

12-02

 

 

縦に、

12-03

 

 

右にコピーして、全体に数式を適用しました。

12-04

 

 

何もしていない状態(相対参照)であれば、一番右下の数式は、参照している数値がそのまま一緒にスライドされて、すぐ左とすぐ上のセルを掛け算しています。

(数値が大きくなりすぎて、セルに表示しきれない為、###となっています。)

12-05

 

 

同じことを、絶対参照にしてやってみます。

絶対参照は、動かしたくない行列の頭に”$”をつけることで機能します。

F4を押すことで、相対・絶対・複合参照を切り替えることが出来ます。

相対に対して絶対は、参照する位置を変えない為、すべて同じ値となりました。

12-06

 

 

九九表をうまく完成させるには、左の項目と上の項目を掛け算する必要があります。

そこで、動かしたくないところだけ”$”をつけて(複合参照)、コピーすると、

12-07

この通り、うまくいきました!

 

 

 

例えば、名簿形式のようなものをVLOOKUP関数で引っ張る場合、検索値と検索範囲に絶対参照を使用することが多いです。

12-08

 

 

絶対・相対・複合参照を使いこなすことが出来れば、数式の活用の幅がぐっと広がりますよね!

ショートカットを駆使して、できるビジネスマンを目指しませんか?

 

 

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