【MISSION①】年内の内定者フォローで腹をくくらせろ!
こんにちは。
採用担当の長井です。
今年も早いもので、そろそろ年末までのカウントダウンが始まっています。
年明けまでには新入社員の教育体制をしっかり整えておきたいですよね。
今回は入社前研修にまつわるお話です。
目次
年末までは「内定者フォロー」 ⇒ 年が明ければ「入社前教育」
1:まずは内定者フォローで過度な期待感に対する「入社後のギャップ」を埋める
最近、内定者フォロー対策と新入社員教育との中間的色彩を持つものとして、「入社前教育」を行う企業が増えてきています。
というのも採用活動中は、どうしても自社の都合の良い面を過度にアピールしがち。。。
また、採用活動の早期化で内定期間が長くなっており、その間、期待と同時に不安を覚える学生も少なくないのです。
実際問題として、以下のような現象が起きています。
学生が企業に大きな「期待感」「夢」を描く
↓
入社後に「現状」を知り、その「ギャップ」に大きなショックを受ける
↓
「嘘をつかれた!」という思いが残り、「退職」へのカウントダウンが始まる…
こうした事態を招かないためにも、会社にスムーズにソフトランディングできるよう、適切な対応・フォローを行う必要があります。
その意味でも、まずは以下に記したような「内定フォロー」が大切であることは言うまでもないでしょう。
実質的に、この段階から新入社員教育が始まっていると考えてほしいです。
~内定者フォローアイデア一覧~
- 内定者懇談会、会食の実施
- 会社、工場見学
- 社内行事への参加
- 自社でのアルバイト
- 社内報、内定者報の送付
- 内定者からのレポート提出
- メールなどによる近況報告
- SNSなどによる意見交換、コミュニケーション促進
- 日経新聞、業界紙、専門誌などの購読
- 合宿研修(内定者フォロー研修)
- 父母に対する会社説明会
- 人事、採用部門との定期面談
2:入社前教育の「目的」
そして、内定フォローの最終段階を受け持つのが「入社前教育」である。
通常、年度末の1~2月といった入社前の時期に行われるのが一般的。
入社前教育を実施する目的には、次のようなものが挙げられます。
~入社前研修を行う際の目的~
- 最終的な「入社者」を確定する
- 自社に対する理解を深め、同期生同士の連帯感を養う
- 社会人として、入社前に最低限の社会常識やビジネスマナーを習得させる
- 入社後、本格的に実施する語学教育、ITスキル等の必須知識習得のための下地作りを行う
- 自社や自社製品について、一般消費者として外側から客観的な立場で観察させ、入社後の仕事の取り組みへの動機付けを図る
- 入社後の定着促進を図る
採った新卒社員の研修・定着させるための初めのジャンプ台を置くのも採用担当の仕事です。
もうすぐ年末年始、内定者の気が緩む季節です。。きちんと腹をくくらせておいて下さいね。
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