【閲覧注意】SNS大炎上!!本当は怖いソーシャルリクルーティング

 

みなさま、こんにちは。

アウトソーシングSRの山中です。

今回は、現在どこの企業でも取り入れている「ソーシャルリクルーティング」について取り上げたいと思います。

 

ソーシャルリクルーティングとは…

企業の採用活動をSNSを通して行うというものです。HPや採用サイトだけでは得られない情報が日々更新され、投稿された情報に求職者がいいね!やコメントなどを書き込めるため、双方向でコミュニケーションを取ることが出来ます。

 

facebook

 

twitter

 

普通なら、facebookやtwitterを使用するものとすぐに想像できますが、現在は、「WANTEDLY」なんかが有名ですね。

 

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こちらは、このところの採用媒体の乱立状態から、頭が一つも二つも飛び出ていますね。トライアル版なら、無料で使えるので、ぜひ使って見てください。

優秀な学生は、ほとんどこれを使ってます。もう、マイナビ、リクナビなんて正直古いです。詳しくはこちらで、ご確認を。

 

とは言っても怖いソーシャルリクルーティング

ソーシャルリクルーティングは、お手軽に、しかもほとんどが無料で使えますが、管理が難しい…。

最近では、こんな事件もありました…

 

「フェイスブック(FB)で「内定者」公開状態…採用担当が設定ミス」 2013年4月の読売新聞で取り上げられた記事に、ひやりとした担当者もいたのではないでしょうか。

これは、Facebookで内定者交流を図ろうと、Facebook上にグループを内輪でつくったつもりが、参加メンバー一覧が表に見える状態になっていたことでニュースになりました。 少なくとも約1600人の氏名や顔写真が誰でも閲覧可能な状態になっていたそうです。 不幸中の幸いか、個人・企業の炎上にまで至りませんでしたが、悪用されるリスクの高い個人情報です。

 

参考:Facebookを使った内定者フォローのリスクと対策 − エアリーフレッシャーズ

 

 

さらには、こんな事例も。

 

トンボ鉛筆の人事担当者から、選考希望学生に送られたメールがネット上に公開されて炎上する事件がありました。 これは、2011年3月11日の震災後という時期も相まっての炎上事件です。

書類選考に進むための提出期限がメール送信の2日後、といった切迫した締め切りにもかかわらず、メール文面には被災学生への配慮は少なく、傲慢ともとれる文面で綴られていました。 このメールを受け取った学生が、文面を掲示板に掲載し、それを見たネットユーザーたちからの非難の声が続出して炎上しました。

 

参考:被災者いじめのトンボ鉛筆が16卒の新卒採用受付開始 その先は言う必要ないですよね

 

 

こういった事例は、事件が起きたその瞬間だけではなく、ネット上で拡散されるため、情報は残り続けます。また、採用活動は毎年行われるものですので、次年度の採用活動時に必ずネット上で話題になります。「昨年○○だった□□株式会社、今年はどうだ!?」のようなタイトルで毎年、延々とネガティブキャンペーンをさせられるかと思うと悪寒が走ります…

 

どこに出しても恥ずかしくないような内容を!!

炎上を防ぐためには、予防が最も重要です。

たとえば、採用担当者としては、SNSはクローズドなツールではないことを強く意識し、ボタン一つで簡単に共有されることを知っておかなければなりません。

先ほどのトンボ鉛筆の事例は、メールでのやり取りでしたが、メール本文を読んでみると公式な場で発言できないような内容ですから、「メールだから大丈夫」というような意識があった気がしてなりません。

改めて、採用担当者は企業の鏡という意識を持ちたいですね。

 

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