人事の責任 「採用」と「人材育成」
こんにちは。2016年内定の牟田です。
採用と人材育成は難しいと人事部の方々も日々感じていると思います。
人間1人1人育った環境が異なるので、考え方や価値観が異なり人の数だけ存在します。
しかし、思想や文化、国民性は国ごとに共通しているものがあります。
たとえば、われわれ日本人は
・礼儀正しい
・物事を穏便に済ます
・異なる文化に対して比較的寛容である
・いい意味でも悪い意味でも集団行動が好き
・働くことに対してまじめかつ丁寧、悪い意味で時間がかかる
などと大学に授業で学びました。
日本人がこれにすべて当てはまるわけではありませんが、いくつか当てはまるものがあるのではないでしょうか?
つまり国ごとにも大きな環境の変化があり、宗教や思想、文化、言語も国の数以上に種類が存在します。
そこで全く異なる環境(海外)で成功することができた企業の採用と人材育成につて紹介したいと思います。
なぜ全く異なる文化の国でも事業を成功させ、利益を生み出すことができるのでしょうか?
この世界的に有名なグローバル企業が行っていることはただ一つ。
「人を大切にする」
ただこれだけです。他に行っていることはありません。
一つだけです。
異なる文化圏、地域どこに居ようとも徹底し、これをベースに「人材育成」を行っているそうです。
人とはお客様はもちろんのこと従業員や株主などの企業に関わっている人たちから、企業がある地域に住む人たちまですべてが含まれます。
「人を大切にする」ことである企業としてプラスのサイクルが生み出されます。
企業関係者の場合
従業員を大切にすることにより、人はそれに応えてモチベーションの向上が見られます。それによって物事を積極的に取り組むようになりお客様の満足を得られるわけです。すると売り上げも伸び、利益が出るので企業としての可能性が広がります。
この利益は従業員や株主に還元され、以前より一段階上のサイクルに到達します。
企業関係者以外の場合
たとえば、上に例として挙げた地域に住む人を大切にした場合ですと地域における信頼感が生まれます。企業において信頼ってものすごく大切なものですよね。インターンに参加させていただいたときに感じた大きな事の一つです。信頼のある企業には自然と良い人材が集まってくるようで企業の利益以外にも「採用」に大きく影響が出てきます。
ただこれは1から行うと難しいことで、時間がかかってしまいます。
企業の理念、精神をしっかり理解していないといくら「人材育成」を行っても全く意味を成しません。
そこで重要になってくるのが「採用」です。
企業の理念、精神が入社前から血に流れている人材を採用するそうなのですが、残念ながら採用方法は記載されていませんでした。
ただ、長年「人」を見ていると数分話しただけでその血が流れているのか、流れていないのかわかってくるそうです。
長年新卒採用を行っている方は会って数分でどのような人間なのかわかると、よく目にしますがこれに近いことなのではないでしょうか?
そしてグローバル企業が成功するうえで入社前からその血が流れているかが重要になってくるそうです。
人間の根本的な部分は変えるが困難だからです。
いかがでしょうか。世界的に大きなグローバル企業ばかり紹介していますが、企業として、人間として必ず大切になってくることだと思います。成功している企業が行ってきたことなので少しでも参考になっていただけたら嬉しいです。
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