漫画『宇宙兄弟』に学ぶ!人材育成に生かしたい教訓

こんにちは。2016年度入社の吉野です。漫画『宇宙兄弟』に大人もハマる理由とは…!?この漫画、ただの漫画とは一味違うぞ!人材育成にも生かせる『宇宙兄弟』の名言を集めました。

今日、漫画がもたらす影響は計り知れません。邦画業界も最近では漫画の実写化が目立って来ているように感じます。そんな中絶大な人気を博したのが『宇宙兄弟』

宇宙飛行士を目指す兄弟の物語と言ってしまえばそれまでですが、裏には、弟に先を越された兄の思い、兄弟を幼い頃から見守ってきた人々の思いが渦巻いた壮絶な人間ドラマなのです。

今回そんな『宇宙兄弟』の中から、人材育成にも通じるのではないかと思われた名言をご紹介したいと思います。

 

 

1、「グーみたいな奴がいて、チョキみたいな奴もいて、パーみたいなやつもいる。誰が一番強いか答えを知っているやつはいるか?」

 

長所、短所が同じ、似たり寄ったりの人々が宇宙飛行士の最終試験で、自分たちで宇宙飛行士に相応しい一人を選出しなければならないといった場面。

皆それぞれ宇宙への思いはとても強いのです。誰も「譲る」ことをしません。その時に主人公が放ったこの言葉で、みんなハッとさせられます。

 

新入社員のうちはそれこそ競いあって、能力を高めたいですが、他人の短所を自分が補うことが出来る。または、自分の短所は他人が補ってくれる。そういった考えを頭の片隅に入れておきたいと思わせてくれます。切磋琢磨だけでは会社としての組織は成り立たないのです。

 

 

2、「ずっと知りたかったことがある。日々人が月に降りた時、私は笑っているだろうか。それとも泣いているだろうか。それがどっちか今分かった。両方だ。」

 

弟日々人が、日本人初として月に降り立った時の主人公の言葉です。

勿論、兄として弟の手本になり続けたいと思い努力をしてきた兄でした。複雑なはずなのに悔しい気持ちよりも嬉しい、誇らしい気持ちになっています。

他人の成功をこんなにも手放しに喜べることはとても大切であると気づかされます。この他人の成功を喜べる人間というのは、次の目標をしっかり明確にでき、それに向かって励むことが出来る人間なのではないでしょうか。

憎むよりも「喜べる勇気」が会社や同期間でも重要であると思います。

 

 

3、「本気の失敗には価値がある」

 

「失敗」に対してとても前向きな主人公になぜかと問うた時の返答です。

 

新入社員のうちは失敗を恐れ、大きく動くことができないと思います。そういった立場におかれた社員たちにぜひ言って頂きたい言葉です。

失敗を恐れ、日々なんとなく仕事をこなすだけの社員は会社にとっても利益にはつながりません。失敗をすることで得られる知識や思考力は今後の会社にとっても、「大きな財産」となり得るのです。

失敗してしまった時に落ち込むのではなく、「前向き」に捉えることが大切なのです。

 

 

新入社員は不安を沢山抱えて入社してきます。

そういった中、こんな素敵な言葉をかけられたら、「この会社を選んでよかった」とこれもまた、社員のやる気に繋がるかもしれません。たかが、漫画でもビジネス書からは読み取れない「教訓」が潜んでいるのかもしれません。

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sayaka

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