人気の会社制度って?!

弊社では従業員の定着が課題なのですが、従業員のやる気が上がるような最近の会社制度について教えてください。

回答

 今の時代に働く人が「これがあるからこの会社にいたい!」と感じる、特に人気の高い制度の一部をご紹介します。これらは、単なる福利厚生を超えて「個人の自由度と尊重」を象徴するものが中心です。
1. スーパーフレックス制(コアタイムなし)
出勤・退勤時間が決まっている「フレックス」から、さらに一歩進んで「中核となる勤務時間(コアタイム)」すら設けない制度です。
 ◎人気の理由: 朝型・夜型といった自分のリズムや、子どもの送迎、急な役所の手続きなどに合わせて「1日単位」で時間をコントロールできる圧倒的な自由度が支持されています。
 ◎ポイント: 「時間ではなく成果で評価する」という会社からの信頼の証(あかし)として受け取られます。
2. 副業・兼業の全面解禁
自社の業務以外で収入を得たり、スキルを磨いたりすることを認める(あるいは推奨する)制度です。
 ◎人気の理由: 「一つの会社に依存しなくていい」という安心感と、社外で得た知見を本業に活かせるワクワク感がモチベーションに直結します。
 ◎ポイント: 優秀な層ほど「自分の市場価値を高めたい」と考えるため、採用ブランディングにおいても最強の武器になります。
3. ハイブリッド・リモートワーク(場所の自由)
フルリモート、あるいは出社とリモートを自由に組み合わせられる選択制です。
 ◎人気の理由: 通勤のストレス(満員電車など)をゼロにできるだけでなく、居住地の制約がなくなることが最大の魅力です。 
 ◎ポイント: 最近では「ワーケーション(旅先での勤務)」を認める企業も増えており、リフレッシュと仕事の両立を求める層に絶大な人気があります。
4. 選択的週休3日制
給与を維持したまま、あるいは調整しながら、週に3日の休みを選択できる制度です。
 ◎人気の理由: 「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する世代にとって、3連休が毎週ある、あるいは平日に休みがあるという生活は、QOL(生活の質)を劇的に向上させます。
 ◎ポイント: 育児・介護との両立だけでなく、学び直し(リカレント教育)に時間を充てたい層からも熱烈な支持を得ています。
5. カフェテリアプラン(選択型福利厚生)
会社が用意したメニュー(旅行、育児、自己啓発、フィットネスなど)の中から、付与されたポイントの範囲内で好きなものを自由に選べる制度です。
 ◎人気の理由: 独身、子育て中、シニア層など、ライフステージによって「嬉しいもの」はバラバラです。全員一律ではない「自分に最適化された支援」が選べる点がスマートで喜ばれます。
 ◎ポイント: 「会社に決められたもの」ではなく「自分で選んだ」という感覚が満足度を高めます。

【人気制度の比較まとめ】
(制度名)         (もたらす価値)       (キーワード) 
スーパーフレックス      時間の自由         自律・信頼
副業解禁           キャリアの広がり      市場価値・成長
ハイブリッドワーク      場所の自由         合理性・集中
選択的週休3日         人生の充実         ワークライフミックス
カフェテリアプラン      選択の自由         パーソナライズ
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公開日: 人事制度設計

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